パレスチナ情勢に関する俺のスタンス(下)
投稿者: GivingTree 投稿日時: 2004/03/26 14:03 投稿番号: [7447 / 20008]
●質問へのレス
>ところで、それに詳しいあなたに質問です。
「それに」とは何のことについてでしょうか?
>「報復を信条とするハマス指導者」を殺すとは何事だ、が国連の選択した結果論ですが、そんなヤクザみたいな報復了解が国際法と解釈していいんですか?
国連の選択した結果論は、あくまで「非難をしない」ということのはずですが、貴方はアメリカを除いたたの理事国の意見を集約すると『「報復を信条とするハマス指導者」を殺すとは何事だ』であったと主張されたいのでしょうか?事実として、国連は非難決議を否決しているので、まずは否決された前提にたって頂きたいものです。それが安保理の下した政治的決定事項なのですから。
国連安保理は決して、報復テロを行うハマスのリーダーであるヤシン氏を肯定したわけではないと思います。安保理などの国際平和に対する責任を持つ機関が行うべきことは、要人の暗殺という行為を国際的に認めるか否かを判断することだったはずです。それがたまたま、ハマスという暴力組織のリーダーだっただけで、世界のテロ組織が本件に連動して動くかもしれないという事の重大性から安保理が召集されたのだと思います。要は、要人の暗殺という暴力を安保理が承認してしまったら、今度世界で暗殺が横行するようになり、有効な歯止めがなくなってしまうことが問題なんです。その歯止めが、本来なら安保理でなければならないからです。
今回の安保理決議では、イスラエルに対する非難決議こそ採択されなかったものの、国際平和の責任を担ういわば「平和の番犬」たる国連安保理事国のさまざまな見解が明らかにされました。ハマスというテロ集団のリーダーの暗殺という観点ではなく、あくまで要人の暗殺の合法性という観点から、今回の討議は行われたのだと思います。その結論は決して『「報復を信条とするハマス指導者」を殺すとは何事だ』ではないと思います。
最後に、国際慣習法としての国際法は、安保理のたった一度の決議によって決められるものであはりません。幾つもの判例と同様の決定の積み重ねにより、はじめて国際慣習法として育っていきます。安保理は立法機関じゃありませんよ、ojin_8823さん。
GT
これは メッセージ 7446 (GivingTree さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1143582/a5a4a59a5ia5a8a5ka1bfa5qa5la59a5aa5jobjbf_1/7447.html