イスラエル/パレスチナ和平

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非対称性

投稿者: TERUTERUKID 投稿日時: 2000/10/27 01:41 投稿番号: [727 / 20008]
一言で捕らえるなら、キーワードは非対称性にあるということでしょうか。
そして、大雑把には起点は「イスラエル・パレスチナ分割案」の時点にあると。

それであれば、分割案が提示された時点で、パレスチナとイスラエルには、選択枝があったことになります。つまり、IkeToさんのおっしゃられた「近代的政治経済システム」に身を置く立場と、「前近代的政治経済システム」に身を置く立場です。
そして、イスラエルは後者を採り、パレスチナは前者を採りました。
勿論、この背景には、イスラエルがその時点で持ってなかったものを得る立場であるのに対し、パレスチナは持っているものを失う立場にあったこともあります。
しかし、両者とも後者の立場を採っていたなら、話し合いによって、また別の歴史展開となっていたでしょう。
とにかく、パレスチナは前者を選び、その具体的行動として戦争をしかけたわけです。植民地主義者に対する被植民者として。しかし、植民地主義者と決め付けられたイスラエルにも言い分はあるのではないでしょうか。
ここには自分たちが住んでいた。そこへローマが植民してきてついには追い出されてしまった。イスラエルこそ被植民者である。そして帰ってきたらそこには他人が住んでいた。善意の第3者などとは言わせない。譲り受けたものは植民者としての立場も引き継ぐのだ。人を植民者というなら、おまえたちこそ植民者を引き継ぐものではないか。
イスラエルは被植民者としての主張はできないでしょうか?
さらにずっと過去に遡ると、また、イスラエルは言われるでしょう。モーセとその後継者に率いられた植民者と。そして結局は、「神が与えられた約束の地である」という言葉に行き着いてしまいます。
こう考えると、イスラエルは非対称性の植民者の立場をイギリスから引き継いだのではなく、被植民者同士の戦いであったとは言えないでしょうか。アメリカの存在が話をよりややこしくしている事は否めませんが。
そして、パレスチナとイスラエルは戦う事によって紛争を解決することになりました。そして、イスラエルが勝利してその結果行われるべき新たな線引きが引かれました。
それにつづいて、両者とも無謀なテロや入植行為その他泥仕合と化しました。
そして、その後時を経てアラファト=ラビンの間でようやく和平への道筋が敷かれました。
どちらかを正義、他方を悪とするほどの根拠は見出せないと思われます。
但し、このあとは若干違います。平和に向けての合意がなったにも関わらず入植政策を継続し、紛争が生じたら自ら修復を遠ざけ(それが米国の威を利用して和平を有利に導き、また最終局面での紛争を抑止する為であったとしても)、挑発し、一方的な人命損傷を継続するイスラエル政府を支持はできません。しかし、植民地主義者に対する弱者の革命行為との捉え方はちょっと違うような気がします。
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