初めてのレス
投稿者: oldfirehall 投稿日時: 2003/09/10 11:03 投稿番号: [6397 / 20008]
初めてレスします。私はあなたより上の世代に属し、長い間イスラム圏で仕事をしてきた者です。そういう私が、あなたの文章を読んで、違和感を感じた部分について、少々書いてみたいと思います。
別にあなたを攻撃する意図はありませんから、悪意には取らないでください。
これは私の感想にしか過ぎませんので。
>私の知る限り、イスラエルが正当防衛だと言うのは冷戦時代の一般論だったんじゃないかな。
これは、むしろ逆でしょう。「冷戦時代」には、イスラム諸国のみならず「東側陣営」は100%パレスチナ支持でしたし、「西側陣営」でもイスラエルを積極的に擁護していた国は少なかったと思いますよ。まあイスラエルに同情的だったのは、アメリカなどごく少数でしょう。無関心な国が多かったともいえますね。
日本の場合も、政府、国民とも「中東問題」には無知、無関心だったといえるでしょう。
>学生運動が何だって言っても、日本はあくまで昔から西側だった。アメリカの意見は誰でもほぼ鵜呑みにしてたんだ。団塊の世代もみな大人しく就職してアメリカに守られた平和を満喫していた。団塊の世代は一部を除いてそんなに左よりじゃない。
どの世代でも、全体からするなら極右や極左はごく一部でしょう。ただ一般論的には、元気盛りで、まだ物事の本質がよく分かっていない十代後半から二十代全般の若者は、いつの時代も過激な言動に流されがちだということは言えるでしょう。
それと、戦前、戦後を通じて日本には「アメリカの意見は誰でもほぼ鵜呑みにしてた」なんて世代はないでしょう。政治状況的に沈黙せざるを得なかった時代、ある程度国力が備わり多少は自己主張できるようになった時代というふうに、時代の違いがあるだけです。
>過剰防衛どころか便乗侵略であると言うパレスチナよりの意見が徐々に強くなってきたのは、冷戦が終わった後だと思う。 多分私同様ラビン首相暗殺からだろう。 ただ私などがはっきり意識して口にするようになったのは、9.11のせいだね。
日本でパレスチナ寄りの意見が一番強かったのは、やはり新左翼が元気だった1960年代後半から1970年代の前半だと思いますね。若松孝二、広河隆一、重信房子らが華々しく活躍していた時代です。
現在では、「オスロ合意」(それが2003年の「ロードマップ」に繋がってきているわけですが)を破壊しようとする人物(あるいは中心組織)が誰か(どこか)ということが明確になってきており、その分パレスチナに対する同情はむしろ冷めつつあるのではないでしょうか。
「9.11」後、「アルカイダ」の戦略に乗って、“パレスチナ寄り”の意見を口にするようになったというのは、あまり感心しませんね。
>冷戦から解放され共産主義やら社会主義やらとはなれて、純粋に人道的に判断する傾向が強まったからだろう。
それはその通りでしょうね。つまり「ベルリンの壁」崩壊に端を発し、「東側陣営」の盟主ソビエトも自壊して、「共産主義国家」の内幕が明らかになり、誰も「共産主義」というイデオロギーの色眼鏡を通して世の中を見る人がいなくなったということでしょう。
>では左傾化してるか? いや、北への反発とモラルの低下が手伝ってむしろ右傾化してるだろう。
左翼陣営が崩壊すれば、当然当面は右傾化します。また反共的リアクションとして、世界的規模で宗教や民族主義が復活してきています。
しかし、そういう傾向も度を越せば、それに対する反発も出てきますので、いずれは多少揺り戻し現象が起こり、やがては収まるところに収まるのではないでしょうか。
>最近の若者は30過ぎても反抗期を卒業できてないなあと思う。若者に右翼かぶれが多いのは、明らかに反抗期のせいだと思うね。
昔の大人は、「最近は二十歳過ぎても反抗期を卒業できていない若者が増えた」と嘆いていたものです。
その頃の“いい年して反抗期の若者”は、だいたい左翼かぶれでした。
>adventure氏やトンカツ氏などを見て頼もしく思うのは、彼らが冷静だからである。
adventure氏は、名乗っている年齢を信じるなら、年の割に冷静だとは言えるでしょうが、トンカツ氏はとても冷静だとは言えないのではないでしょうか。私には、トンカツ氏はいい年して未だに反抗期が続いている未熟者にしか見えませんが。
別にあなたを攻撃する意図はありませんから、悪意には取らないでください。
これは私の感想にしか過ぎませんので。
>私の知る限り、イスラエルが正当防衛だと言うのは冷戦時代の一般論だったんじゃないかな。
これは、むしろ逆でしょう。「冷戦時代」には、イスラム諸国のみならず「東側陣営」は100%パレスチナ支持でしたし、「西側陣営」でもイスラエルを積極的に擁護していた国は少なかったと思いますよ。まあイスラエルに同情的だったのは、アメリカなどごく少数でしょう。無関心な国が多かったともいえますね。
日本の場合も、政府、国民とも「中東問題」には無知、無関心だったといえるでしょう。
>学生運動が何だって言っても、日本はあくまで昔から西側だった。アメリカの意見は誰でもほぼ鵜呑みにしてたんだ。団塊の世代もみな大人しく就職してアメリカに守られた平和を満喫していた。団塊の世代は一部を除いてそんなに左よりじゃない。
どの世代でも、全体からするなら極右や極左はごく一部でしょう。ただ一般論的には、元気盛りで、まだ物事の本質がよく分かっていない十代後半から二十代全般の若者は、いつの時代も過激な言動に流されがちだということは言えるでしょう。
それと、戦前、戦後を通じて日本には「アメリカの意見は誰でもほぼ鵜呑みにしてた」なんて世代はないでしょう。政治状況的に沈黙せざるを得なかった時代、ある程度国力が備わり多少は自己主張できるようになった時代というふうに、時代の違いがあるだけです。
>過剰防衛どころか便乗侵略であると言うパレスチナよりの意見が徐々に強くなってきたのは、冷戦が終わった後だと思う。 多分私同様ラビン首相暗殺からだろう。 ただ私などがはっきり意識して口にするようになったのは、9.11のせいだね。
日本でパレスチナ寄りの意見が一番強かったのは、やはり新左翼が元気だった1960年代後半から1970年代の前半だと思いますね。若松孝二、広河隆一、重信房子らが華々しく活躍していた時代です。
現在では、「オスロ合意」(それが2003年の「ロードマップ」に繋がってきているわけですが)を破壊しようとする人物(あるいは中心組織)が誰か(どこか)ということが明確になってきており、その分パレスチナに対する同情はむしろ冷めつつあるのではないでしょうか。
「9.11」後、「アルカイダ」の戦略に乗って、“パレスチナ寄り”の意見を口にするようになったというのは、あまり感心しませんね。
>冷戦から解放され共産主義やら社会主義やらとはなれて、純粋に人道的に判断する傾向が強まったからだろう。
それはその通りでしょうね。つまり「ベルリンの壁」崩壊に端を発し、「東側陣営」の盟主ソビエトも自壊して、「共産主義国家」の内幕が明らかになり、誰も「共産主義」というイデオロギーの色眼鏡を通して世の中を見る人がいなくなったということでしょう。
>では左傾化してるか? いや、北への反発とモラルの低下が手伝ってむしろ右傾化してるだろう。
左翼陣営が崩壊すれば、当然当面は右傾化します。また反共的リアクションとして、世界的規模で宗教や民族主義が復活してきています。
しかし、そういう傾向も度を越せば、それに対する反発も出てきますので、いずれは多少揺り戻し現象が起こり、やがては収まるところに収まるのではないでしょうか。
>最近の若者は30過ぎても反抗期を卒業できてないなあと思う。若者に右翼かぶれが多いのは、明らかに反抗期のせいだと思うね。
昔の大人は、「最近は二十歳過ぎても反抗期を卒業できていない若者が増えた」と嘆いていたものです。
その頃の“いい年して反抗期の若者”は、だいたい左翼かぶれでした。
>adventure氏やトンカツ氏などを見て頼もしく思うのは、彼らが冷静だからである。
adventure氏は、名乗っている年齢を信じるなら、年の割に冷静だとは言えるでしょうが、トンカツ氏はとても冷静だとは言えないのではないでしょうか。私には、トンカツ氏はいい年して未だに反抗期が続いている未熟者にしか見えませんが。
これは メッセージ 6395 (hiromurajp さん)への返信です.
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