>>読みたい本、探してます
投稿者: r911911911 投稿日時: 2003/06/27 14:55 投稿番号: [5950 / 20008]
sascom007さん、ありがとうございます。
>一冊でも二冊でも新発見があれば
どころかもう……びっくりです。
>明らかに行き過ぎた陰謀史観に基づくものなど………も、あえて加えておきました
なるほど(笑)。さすがに「専門家」ではないので、個別の意見や研究に留まっているもの、というように言い方を変えると、一定以上の評価のある「定説」を前提にした事実関係を確認するだけでも、かなりな情報量なんです(笑)。
http://www.adl.org/main%5Fholocaust.asp
のような「話題」を深追いするのは僕の「品位」にも合わないし(爆)。
日本人の論者ではやはり立山良司氏が群を抜いた筆頭なのだろうと思っていましたが、知らない名前もありました。行き過ぎや偏向を判断する上では、パラパラとめくってみて自分の直観に頼るしかない部分が多いですね。
そういった意味では、現代的な観点というと、やはり9/11や「テロは戦争犯罪」といった認識は、共有し得るものだと思うわけです――僕の中では「プライオリティは命」ということがずっとあるのですが、そのことを論旨の前面に出しても違和感がないはず、となってきたのは、実は、2001年9月以降。
サイードなどを読んでも、結局は、彼のロジックをスッパリと切ることが出来るのは、彼があれだけの饒舌でまくし立てている「人権」などより「殺されかねない命」というものがある現実、という指摘だと思う。同じ事はチョムスキーにも言える。
米の反体制の論客二人が、いわばそのキャリアの絶頂を迎えたあたりで、「方法論の欠如」という最大の欠点が浮き彫りになってきた。戦後からずっと続いてきた「伝統的な反体制派」のロジックが、その非力さにおいて二十一世紀を迎えてとうとう「死んだ」のだと思っています。
哲学や宗教は、この「問題」について語り切れていないようでありながら、実は、「律法」という意味では、すでに聖書にある価値体系でもある。
彼らを読んだあとの、僕の結論はそういうことなのですが、このあたりの視点を基本とした僕の投稿についてsascom007さんはどうお考えですか?是非、色々とご指摘頂きたいと思っています。
しかし、デイビッド・グッドマンまでお読みだというのは、もしかしたら、僕のオヤジぐらいの世代の方なんでしょうか。石田先生の編訳も、もう四半世紀以上前から書棚にあります。そういえば、中学か高校ではじめて読んだユダヤ史はマックス・ディモントの初版だったような記憶があるな。
サルトルを挙げられていたので同じフランス系をご紹介すると、イスラエルへ行く前はアルベール・メンミを読んで気持ちが高揚したのを思い出します。英語だけどAmos Elon の"THE ISRAELIS"という本も、似たような感動めいた読後感を残してくれます(全く異なるタイプの作家が類似のテーマを書いているにもかかわらず、というあたりが「ユダヤ」という意味で面白い)。
いずれにしても、ユダヤ/イスラエルでは「定説」や「明かな事実」をもとにして、という段階だけでも「確認作業」が結構大変。史実の本質的な意味合い、を前提にしなければ、「真相解明ごっこ」の袋小路に入ってしまう。
>「中東問題」、すなわちアラブ、イスラム関連につきましては、それにふさわしいタイトルの別トピを立てて論じた方が、「イスラエル/パレスチナ和平」に特定したこのトピと混戦しなくていいのではないかとも思います。
これを語れる「掲示板参加者」は、日本では極めて少数でしょうね。心情的判官贔屓的なものが「論旨の根拠」では……言いたいこと言ったら終わり(笑)。トピとして続きそうもない(爆)。池内恵氏の指摘をアラブ/イスラムの現状とすると、「宗教vs現実」というような、見方によってはどうにもジョークめいたところへ入り込んでしまいそうで怖いです(笑)。
>「さらに危険な兆候は、アラブ世界の終末論の流行の中で、パレスチナに象徴される「イスラーム世界とユダヤ・アメリカ十字軍の闘い」を終末的な意味合いをもった闘争と受け止める傾向が出現してきていることである。ここに至っては、そもそも問題を現世で解決しようとすること自体が、否定的に評価されるのである」
>一冊でも二冊でも新発見があれば
どころかもう……びっくりです。
>明らかに行き過ぎた陰謀史観に基づくものなど………も、あえて加えておきました
なるほど(笑)。さすがに「専門家」ではないので、個別の意見や研究に留まっているもの、というように言い方を変えると、一定以上の評価のある「定説」を前提にした事実関係を確認するだけでも、かなりな情報量なんです(笑)。
http://www.adl.org/main%5Fholocaust.asp
のような「話題」を深追いするのは僕の「品位」にも合わないし(爆)。
日本人の論者ではやはり立山良司氏が群を抜いた筆頭なのだろうと思っていましたが、知らない名前もありました。行き過ぎや偏向を判断する上では、パラパラとめくってみて自分の直観に頼るしかない部分が多いですね。
そういった意味では、現代的な観点というと、やはり9/11や「テロは戦争犯罪」といった認識は、共有し得るものだと思うわけです――僕の中では「プライオリティは命」ということがずっとあるのですが、そのことを論旨の前面に出しても違和感がないはず、となってきたのは、実は、2001年9月以降。
サイードなどを読んでも、結局は、彼のロジックをスッパリと切ることが出来るのは、彼があれだけの饒舌でまくし立てている「人権」などより「殺されかねない命」というものがある現実、という指摘だと思う。同じ事はチョムスキーにも言える。
米の反体制の論客二人が、いわばそのキャリアの絶頂を迎えたあたりで、「方法論の欠如」という最大の欠点が浮き彫りになってきた。戦後からずっと続いてきた「伝統的な反体制派」のロジックが、その非力さにおいて二十一世紀を迎えてとうとう「死んだ」のだと思っています。
哲学や宗教は、この「問題」について語り切れていないようでありながら、実は、「律法」という意味では、すでに聖書にある価値体系でもある。
彼らを読んだあとの、僕の結論はそういうことなのですが、このあたりの視点を基本とした僕の投稿についてsascom007さんはどうお考えですか?是非、色々とご指摘頂きたいと思っています。
しかし、デイビッド・グッドマンまでお読みだというのは、もしかしたら、僕のオヤジぐらいの世代の方なんでしょうか。石田先生の編訳も、もう四半世紀以上前から書棚にあります。そういえば、中学か高校ではじめて読んだユダヤ史はマックス・ディモントの初版だったような記憶があるな。
サルトルを挙げられていたので同じフランス系をご紹介すると、イスラエルへ行く前はアルベール・メンミを読んで気持ちが高揚したのを思い出します。英語だけどAmos Elon の"THE ISRAELIS"という本も、似たような感動めいた読後感を残してくれます(全く異なるタイプの作家が類似のテーマを書いているにもかかわらず、というあたりが「ユダヤ」という意味で面白い)。
いずれにしても、ユダヤ/イスラエルでは「定説」や「明かな事実」をもとにして、という段階だけでも「確認作業」が結構大変。史実の本質的な意味合い、を前提にしなければ、「真相解明ごっこ」の袋小路に入ってしまう。
>「中東問題」、すなわちアラブ、イスラム関連につきましては、それにふさわしいタイトルの別トピを立てて論じた方が、「イスラエル/パレスチナ和平」に特定したこのトピと混戦しなくていいのではないかとも思います。
これを語れる「掲示板参加者」は、日本では極めて少数でしょうね。心情的判官贔屓的なものが「論旨の根拠」では……言いたいこと言ったら終わり(笑)。トピとして続きそうもない(爆)。池内恵氏の指摘をアラブ/イスラムの現状とすると、「宗教vs現実」というような、見方によってはどうにもジョークめいたところへ入り込んでしまいそうで怖いです(笑)。
>「さらに危険な兆候は、アラブ世界の終末論の流行の中で、パレスチナに象徴される「イスラーム世界とユダヤ・アメリカ十字軍の闘い」を終末的な意味合いをもった闘争と受け止める傾向が出現してきていることである。ここに至っては、そもそも問題を現世で解決しようとすること自体が、否定的に評価されるのである」
これは メッセージ 5946 (sascom007 さん)への返信です.
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