横レス:>結局
投稿者: adventureoftheultraworld 投稿日時: 2003/05/22 17:08 投稿番号: [5358 / 20008]
>結局、パレスチナ民衆が立ち上がり、自爆テロリストの組織の方を解体する。それが打開策だということなのでしょうか?
>パレスチナの人達にとってはこれはまるでイスラエルを擁護するみたいな、
>ジレンマを感じることなのかもしれません。
>でもそれが現実的な和平への道なのだということなのでしょうか?
パレスチナ人民が、きちんと現実を認識できる力を持っているという前提で、
独立と建国を真に望んでいるのなら、
非暴力手段と対話でしかその目標へ到達できないことを、この2年半で思い知らされたはずです。
おそらくパレスチナ自治政府の指導層もそのことをわかっています。
アッバス首相しかり。アラファトだって、その程度はわかっているはず。
しかし、目的と関係なくテロを続ける組織が存在し、
自治政府もそれを野放しにしているという現状があります。
自治政府の治安部隊高官らは「イスラエルが占領を続ける以上は
テロ取り締りはイスラエルを利するだけであるからだ」とテロ組織黙認の理由を正当化します。
しかし、逆にイスラエル側からすれば、
「テロが続く以上、入植の凍結や占領地からの撤退すればテロに屈したことになり、
あらたなテロを招く」という事情があります。
そのことを考慮し、そしてテロがイスラエルの和平派を吹き飛ばし、
イスラエル軍の侵攻を招いているという現実を見つめれば、
テロの放任はイスラエルにとって危険なだけでなく、パレスチナをも脅かしていることは
当然わかると思います。
ですから、ハマスなどがテロを続け、それを自治政府が抑えられないときに、
パレスチナ人民がテロにNOと明確に意思表示することは、
現状を打開する有効な手段です。
それは、アッバス氏のテロ組織解体政策を直接支持することでもあるし、
(変わり身の早いアラファトもこの声を利用するかもしれない)
イスラエル国内の和平派や懐疑派、さらには世界の世論に
「パレスチナ人は人殺しの集団ではない」と呼び掛けることにもなります。
もっとも、このデモは一過性のものかもしれないし、
また、自治政府やイスラエル政府が
こういった声を上手く利用できるかどうかもわかりませんね。
私は悲観的です。
ただ、この2年半あまり、パレスチナの民衆から聞こえてくるのは
「ジハード」の叫び声と「イスラエルはこんな酷いことをやっている」という告発だけ。
このような内省的/反省的な意見を聞けたのは初めてだったので、
とても嬉しかったです。
これは メッセージ 5357 (kusukusu552000 さん)への返信です.
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