イスラエル/パレスチナ和平

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なんでだろう?

投稿者: adventureoftheultraworld 投稿日時: 2003/04/30 14:35 投稿番号: [5041 / 20008]
親パレスチナ派(俺に言わせれば「親」ではなくて「盲目的支持者」だが)が
ホロコーストを否定したがるのは、
なんでだろう?

おそらく、イスラエルとシオニズムを道徳的に貶めることで
相対的にパレスチナが正義である、と言いたいんだろう。
ピコピコ師が一生懸命に「シオニストとナチが協力していた!」キャンペーンを張っているのも
その一環として理解している。
パレスチナ内部でも、歴史の授業などでほとんどホロコーストは取り上げられず、
また、パレスチナ指導者内部でも、ホロコースト否定派はいる
(新首相もホロコースト否定派で、その旨の本も執筆しているらしい。
右派イスラエルメディアはさっそく「ホロコースト否定論のベテラン」と
レッテルを貼っている)。

ただ、長いことイスラエリと付き合っている者として言わせてもらうと、
ホロコーストを否定するよりも、その歴史的事実に向き合い、深く追及することで
イスラエルの行動(とくに軍事行動)をより深く理解できることは
間違いない。

日本でもアンネの日記などは読まれているけど、
そこから出てくる教訓は「戦争はよくない」ということだろう。
しかしイスラエルでは違う。
5019で紹介したシャロンスピーチのように、
「われわれは2度とあんな目に遭わないように、自分達で防衛しないといけない」
「国際社会や隣人の善意など、まったくあてにならない」
というのがイスラエル人の教訓。
この教訓は、家族や友人たちの悲惨な体験の口承で裏付けられている。
それが、セキュリティへの過剰な対応や、ときに国際法を蹂躙してでも
(ホロコーストの際に国際機関や国際社会が沈黙した、という点も無視できない)、
「生存」のためならなんでもする。将来の危険を取り除く。という行動を生み出している。

(まことに残念ながら)国際政治は道徳の授業ではない。
だから「ホロコーストの被害者であるユダヤ人には、多少の無茶は許される」とは言えない。
そして同時に「ホロコーストはなかった。またはシオニストはホロコーストに協力した」
といったキャンペーンも、パレスチナを利することには繋がらない。

むしろ、ホロコーストを「知る」ことが、
パレスチナ/イスラエル紛争の理解のために有益だと思う。
で、少しでもホロコーストを知れば、「イスラエルはナチと同じことをやっている」
などといった馬鹿げた議論も出てこないはず。

エルサレムの「ヤド・バシェム」に行くのがベストだと思うけど
http://www.yad-vashem.org.il/
もし、日本でも映画「ショア−」とか見れる機会あったら見てみたら?
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