イスラエル/パレスチナ和平

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「パレスチナ難民問題」

投稿者: sascom007 投稿日時: 2003/01/16 12:34 投稿番号: [4732 / 20008]
<国連側は分割案を出した時、イスラエル領とされた地域に住んでいたパレスチナ人達は、何の保障も無いまま出て行け、と考えていたのでしょうか?
そのことに世界は賛成した?   のでしょうか?そこが最も分からない点だったのです。>

「国連」は、当該地域をイスラエル領とパレスチナ領に分割しましたが、当然そこに住む住民には宗教の如何を問わず居住権が認められることを前提としていました。
ところが「第一次中東戦争」を主な原因としてイスラエル領内のパレスチナ人(イスラム教徒)の多くが周辺諸国に流出し難民となったのです。

「国連」は1949年12月11日に次のような決議を行いました。
「パレスチナ難民は自分の村に帰還する権利を有する。但しそれを望まない者には補償金を支払うこと」
しかしパレスチナ難民の帰還者はごくわずかでした。

それには次のような理由がありました。
・帰還してもイスラエル人に迫害されるのではないかという不安
・アラブ諸国が、イスラエル領内に止まっているパレスチナ人を“アラブの裏切り者”呼ばわりしたこと
・近い将来、アラブ連合軍が態勢を立て直して、もう一度イスラエルに戦争を仕掛けイスラエルを粉砕してくれるのではないかという期待

こういうことでしたので、1950年の時点でのイスラエル居住のパレスチナ人人口は、約16万人程度に止まっていました。
またイスラエルでは、1950年に「不在者財産没収法」が成立し、帰還してこないパレスチナ人の土地を没収して、そこに入植地を建設することが可能になりました。そしてそういう入植地に、「第一次中東戦争」の結果を受け、中東、北アフリカ各地で、迫害され移民して来たユダヤ人が入植していったのです。
もちろん、これはイスラエル領内から外に出て難民となっているパレスチナ人が納得できる話ではありません。
さりとて今となっては、帰還するには些か時間が経過し過ぎており、人口も随分増えていますので、あまり強引に権利ばかり主張できる状況でもありません。
そこの兼ね合いが「パレスチナ難民問題」の解決が難しいところです。

◎参考資料
現在のイスラエルの人口は約630万人
・ユダヤ人約500万人
・パレスチナ人(ドゥルーズ派を含むイスラム教徒)約110万人
・キリスト教徒約20万人

パレスチナ人人口も約615万人(うち難民約390万人);
・イスラエルに約110万人
・ヨルダンに約165万人(大半が難民)
・ウエストバンクに約160万人(35%が難民)
・ガザに約100万人(75%が難民)
・シリア、レバノンなどに約80万人(大半が難民)

*原則として、ヨルダンなど既に他のアラブ諸国の国民となっている者は、パレスチナ人としてカウントしていない
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