イスラエル/パレスチナ和平

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EU諸国、露(ソビエト)の対応について

投稿者: sascom007 投稿日時: 2003/01/14 11:35 投稿番号: [4720 / 20008]
<欧や露のユダヤ人への迫害があって、そこへ独のホロコーストが直接の引き金になって、イスラエルの誕生があり、パレスチナ人の悲劇が生じた、とすれば、彼等ヨーロッパ、露はパレスチナ人へ保障する義務があるのではないか、と私は考えるのですが
貴方はどう思いますか?>

週末、出掛けていましたので返事が遅くなりました。
「ヨーロッパ、露はパレスチナ人へ保障する義務があるのではないか?」とのことですが、何らかの道義的責任はあるでしょうが、法的には個別の国家単位で補償する義務まではないでしょうね。
(イギリスは、特に重い道義的責任あり)

現在、パレスチナには様々な方面から援助が集まっていますが、そのような経緯もありますので、EUはアメリカ、日本に次ぐ大口の経済援助を継続的に行っています。
またEU内には、キリスト教的反ユダヤ主義の根深い伝統もあり、パレスチナ人には同情的な人が多いですね。
「バチカン」も1980年代までは、どちらかといえばパレスチナ贔屓で、イスラエルとは外交関係も持たず、常に厳しい姿勢で接していました。
しかし「ローマ教皇暗殺未遂事件」を機に方針転換し、今は少なくとも表面的には宗教的な和解も成立して、イスラエルと正式な外交関係を持つようになっていますが。

また「第二次大戦」後、西ドイツはイスラエルと「ルクセンブルク協定」を締結し(1952年)、「ホロコースト」の賠償を行ったことは広く知られていますが、一方意外に知られていない次のような事実があることも、指摘しておきたいと思います。
「第二次大戦」後、「ナチス」の残党の多くが南米に逃れましたが、中近東に逃れた者もかなりいました。例えば「ナチス」の大物将校オットー・スコルツェニーなどは、中近東各地でアラブ人の間に「ナチズム(国家社会主義)」に基づく民族主義的反ユダヤ主義を広め、アラブ諸国の指導者に依頼され、実際にゲリラの軍事訓練なども手掛けました。初期のアラブ民族主義過激派の中には、そういう土壌の中から出て来た人も大勢います。

またソビエトは、イスラエルの独立をアメリカなどと共に一番早期に承認した国ですが、「米ソ冷戦」が激化してくるに従い、戦略的にパレスチナ人(アラブ人)を支援するようになり、テロリスト養成大学として有名な「ペトリス・ルムンバ大学」に多くのパレスチナ人を受け入れました。特に「PFLP」系の活動家には、この大学で思想教育及び軍事訓練を受けた人が多いですね。
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