それは理想ですが
投稿者: adventureoftheultraworld 投稿日時: 2002/07/24 12:16 投稿番号: [4082 / 20008]
>ならば、和平を遂行すべきはイスラエル側ではないでしょうか。
「和平」は、紛争当事者の一方によって遂行されるものではなく、
「双方」によって行われるものですよ。
それとも、
「和平を遂行する」を、「自制」するという意味で使っていらっしゃるのでしょうか?
そうだったら意味も通るかと思います。
ただし、私は賛成できません。
パレスチナとイスラエル、和平が成立しない場合
どちらがより困難な立場に置かれるでしょうか?
まずイスラエル側にどんな問題が起きるか考えます。
パレスチナ国家が樹立されない場合、
国内に占領地のパレスチナ住民を抱え込み続けるかたちになり、
「ユダヤ人国家」としての性格が変わってしまいます。
人口動態から、このままいけば将来、パレスチナ人が多数派となることが
確実視されているからです。
それでも「ユダヤ人国家」であり続けようとすれば、アパルトヘイト国家になってしまい、
国際的な孤立と、道義的な困難は避けられません。
しかし、「それでもいい」と開き直るなら、それでやっていけるかもしれません。
しょせん国際的イメージの問題ですから、死活的なものではありません。
治安の不安が続くでしょうが、
完全に国家/民族が破綻するほどのダメージはありません。
しかし、パレスチナ側はどうでしょう?
もし、このままパレスチナ国家を樹立できなければ
完全な破局です。
「パレスチナ人」という民族の存在自体が、
歴史のなかに埋もれていってしまうかもしれません。
その背景にあるのが
>パレスティナに解決する能力がなく、
>イスラエルには相手をねじ伏せる能力はある。
という冷酷な現実です。
私は、和平が成立しない場合に、より大きな被害を被る側が
歩み寄るべきだと思います。
これは メッセージ 4077 (ken_maryjp さん)への返信です.
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