イスラエル/パレスチナ和平

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ステレオタイプはどっち?

投稿者: efjaejlaj 投稿日時: 2002/04/09 11:32 投稿番号: [3178 / 20008]
>ただ、何人かの方のようにイスラエル=抑圧者、パレスチナ=
>可哀相な犠牲者とするステレオタイプ的な見方は、いささか疑
>ってかからなければならないと思っているんだけど。

ステレオタイプ的な見方というが、シャロンの地政学にもとずいた
民族の生存権確保政策を正当化するやり方の方が、帝国主義という
概念で前世紀からあった思想であるという意味で、ずっとステレオ
タイプな見方であるということをお忘れなく。

「日本なかりせば」というマハティールの演説は有名だが、列強の
帝国主義に対して、独立を賭けて総力戦をいどんだ日本の民族戦争
=日露戦争は、ユダヤ人を含めて多くの世界の弱小民族に希望を与
えた。でも、日本自身も生存権確保のために帝国主義の道を歩むわ
けだけど、そうなる前の日本には、世界の多くの人々が共感を寄せ
て、極東の小さな国を応援した。

僕がパレスチナを応援するのは、僕自身の民族性がパレスチナの今
の現状に共感を感じるからだ。ロマン主義だと言われるかもしれな
いが、民族が自立する瞬間はおうおうにしてロマン主義的なものだと
思う。イスラエルという国は、そのロマン主義的な過程をすぎて、
老獪でヒステリックな魅力のない国になっている。

  「イスラエル=抑圧者、パレスチナ=可哀相な犠牲者」というのは、
たしかに主観的な見方だ。でもイスラエルが支配者として戦い、パ
レスチナが被支配者として戦ってることは確かだ。

  支配者の戦いは、それが第二次大戦下のレニングラードやワルシャ
ワやパリであろうと、北京であろうと、ディエンビエンフーであろう
と、アルジェであろうと、ハバナであろうとかわりはない。同じよう
に、冷酷な憲兵がいて、生体実験の解剖医のような拷問人がいて、敵
側の民間人を虫けらのようにしか思わない兵士たちがいる。その国が
どのような成り立ちの国であろうと、征服者は、同じような冷酷な仮
面をかぶり、武器を持って闘うゲリラのみならず、非武装の女子供
の生活を平気で踏みにじる。

ゲリラのそれは過酷なものだ。征服者には帰る家や安全を最大限保障
された家族がいるとしても、ゲリラには、守りたくても家族を守れな
いという絶望的な気持ちがある。

善悪とか、そんな判断は結局、傍観者の主観的な判断によるものだろ
うが、逆境にある側を応援したくなるというのは、ある種の価値観で
あり文化だと思う。日本にはかつて「武士の情け」という価値観があ
った。その価値観から見れば、イスラエルやアメリカがやってる今の
戦争は外道もいいところだ。相手の傷口に塩をすり込むようなことを
平然とやってのけてそれをメディアの力で隠蔽してる。

しかし、強い者を賛美する気持ち、それもひとつの文化であり価値観
だろう。自分にはそんな弱いものいじめの価値観は嫌いだが。
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