そして、イスラエルは「勝ち残る」のか?
投稿者: cure208 投稿日時: 2002/03/15 22:38 投稿番号: [2696 / 20008]
シャロンは決断できない指導者、官僚としての軍人、虚栄の英雄でしかないと私は思う。
最良の官僚は最悪の政治家である、という言葉はご存じであろう。
彼はイスラエルが戦って勝ち残れると信じているのかもしれない。私には、そのようにしか見えない。
だが、その根拠はどこにあるのだ?
国外ユダヤ人による援助が永遠に続くのか。
大国の好意が永遠に続くのか。
核兵器の周辺諸国に対する一方的所有が、永遠に続くのか。
たった一国の都合で、全てはご破算になるではないか。
多くのイスラエル市民が、パレスチナ人との流血を心底から願っている訳ではない。私はそう信じている。
占領地に入植した屯田兵たちにとって、悲惨な事態ではあろう。武士達からその所領を奪うなど、言語道断の「改革」であろう。
だが、日本はそれを行い、それによって開国を果たした。歴史的前例は、この日本にある。
構造改革が必要なイスラエルの現実を直視せず、短期的利益に向かって突進するこの人物を、イスラエル国民は投票で選んだ。
米国は、イスラエルの行動を擁護する事で、一体どれだけの「利益」を得たのか?
特に、アリエル・シャロン首相の下では、得られたのは「不利益」だけではないか。
いずれは米国の側から「解雇」されるであろう。
確かに、彼は自分の明確な信念に基づいて行動しているのであろう。
だが、指導者は信念によって評価されるものなのか?
結果によって評価されるのが、政治指導者というものではないのか?
武者裸婦は軍人あがりだが、捨論よりはるかに政治家ではないか。国を治めるとは、一体どういう事なのか?
他国の経済援助に左右される小国が、いつ終わるか判らない戦乱を始めるなど狂気の沙汰だ。
ただ、農業大臣の時代から入植政策に関わってきたこの人物に、確かに逃げ場はないのであろう。
最良の軍人は、最悪の政治家になりうる。
これは メッセージ 2695 (nervcente さん)への返信です.
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