イスラエル/パレスチナ和平

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アシュケーナージ=カザール人説について

投稿者: hoihoi0080 投稿日時: 2002/01/11 07:38 投稿番号: [2397 / 20008]
vessel_002様、おひさしぶりです。

>以前、アフガニスタンのパイプライン計画について彼らと論争したことがありますが、......

論争についても、パイプラインについても、アフガニスタンについても十分な知識があるとは言えませんがが、アフガニスタンのパイプライン計画についての英guardian紙の記事の日本語訳が
http://www.billtotten.com/japanese/ow1/00501.html
にあります。中東問題からの類推からすれば、妥当な記事ではないかと思われます。

>ところで、彼らがわざわざアシュケナジーなどを持ち出してくるのは、コソボ紛争における彼らの主張の矛盾点を正当化するためではないかと疑っております。反米という立場上、彼らはコソボではパレスチナのケースとは逆に、イスラム教徒と敵対するユーゴスラビアを支持せざるを得ないからです。これについてはいかがお考えでしょうか。

アシュケーナージ=カザール(orハザール)人説は、「2000年前にパレスチナを追放されたユダヤ人にはパレスチナに対する権利がある」とする頑迷な人(無神論者にとってはアホとしか思えませんが、米国では多数派を占めています。)に対して、「現在のユダヤ人にはパレスチナを追放されたユダヤ人の子孫だけでなく、多数のユダヤ教への改宗者が含まれているが、そのような人々に権利とやらは発生するのか?」という反シオニズム論の典型的な例です。広河隆一「パレスチナ」岩波新書(1987)やルディ・シュコビッツ「私の中のユダヤ人」集英社(1984)、アルフレッド・M・リリエンソール著・宇野正美訳「ユダヤ・コネクション」三公社(1991、ただし、原著はもっと前に発行)(訳者は、ユダヤ人陰謀論のトンデモですが、本自体の内容は極端で不正確な論が僅かながら含まれるもののまともです。)など、コソボ問題の起きる前から紹介されていますので、見当はずれではないでしょうか。

話は変わりますが、
慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 後期博士課程山本達也氏のページ
http://www.sfc.keio.ac.jp/~yamamoto/index.html
に「米国ユダヤロビーの影響力とその限界」、
http://www.sfc.keio.ac.jp/~yamamoto/research/sotsuronindex.html
という論文があり、ユダヤロビーの影響力についての詳しい情報と納得できる結論が得られていると思われます。

ただし、サウジアラビアへの早期警戒管制機(airborne warning and command systems=AWACS)売却問題について、ユダヤロビーAIPACへの対抗勢力として、軍事産業ロビー等が全く登場しないの点は疑問です。また、エルサレム大使館法についても、東エルサレム併合という明らかな侵略行為を明白に支持した場合の、国際社会の反発が全く考慮されていないのも問題だと思われます。
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