>kimfungcameroon さん
投稿者: kimfungcameroon 投稿日時: 2007/08/31 18:29 投稿番号: [14495 / 20008]
>米軍が敗退となれば中東各国では反イスラエル勢力が台頭することが予測され、第五次中東戦争が現実味を帯びて行くように予測します。どう思われますか?
●「第五次中東戦争」が発生する条件
①過去四度の「中東戦争」全てに関わってきたいわばアラブの盟主エジプトが、1979年にイスラエルとの間で締結した「エジプト=イスラエル平和条約」を破棄せざるを得ないほど、対イスラエル関係を険悪化させること
②同様に、過去二度の「中東戦争」に関わり、歴史的にパレスチナ、及びパレスチナ人との関係が最も深く、且つイスラエルと最も長い国境線を有するヨルダンが、1994年にイスラエルと締結した「ヨルダン=イスラエル平和条約」を破棄せざるを得ないほど、対イスラエル関係を険悪化させること
イスラエルと長い国境線を有するこの両国が、現在「第五次中東戦争」を望んでいるとは、とても思えませんね。
この両国は「アラブの大義」を旗印に、かつての「中東戦争」の一方の主役を演じたものでしたが、四度にわたる「中東戦争」に懲りた結果がイスラエルとの「平和条約」締結であり、何らかの不可避的な理由でイスラエルが余程露骨に挑発しない限り、この両国が自分からイスラエルとの戦争を企画することは考えられません。
従って、「ゴラン高原」の帰属問題を抱えたシリアが、いくら「パレスチナ問題」をカードに反イスラエルを煽っても、「第五次中東戦争」といったレベルの大規模な軍事衝突が起きる可能性は極めて低いものと思われます。エジプト、ヨルダンのみならず、他のアラブ諸国(「シリア派」と「反シリア派」が争っているレバノンを除く)もシリアの国益のために、敢えて我が身を危険に晒すようなことはしないでしょう。この地域の国々も、ネイションステーツになって、だいぶ年数が経っていますので、「アラブの大義」よりも、それぞれの国家の「国益」を重視するようになってきている点は否めません。もちろんシリアは、レバノンの「ヒズボラ」を使っての挑発くらいはできるでしょう。しかし、その手は昨年使ったばかりであり、そうそう何度も繰り返して効果があるとも思えません。今度はイスラエルも昨年と同じ轍は踏まないでしょうし。
また、イランのアフマディネジャド大統領が、「イスラエルを世界地図から消す」などとしきりに威勢のよい発言を繰り返していますが、まずイランがイスラエルから遠く離れた遠隔の地にあること、あらゆる意味でアラブ諸国とは一線を画した国であり、特に湾岸産油国などアラブ諸国からも警戒されている国であること、これまで「中東戦争」には一度も参加したことがないこと、イランはまだまだ軍事的に遠隔の地を精密攻撃できるほどのハイテク兵器を保持していないこと、等々考えてみるに、やはりこれはプロパガンダ以上のものではあり得ないでしょうね。
以上の理由から、万一アメリカがイラクから撤退しても、それで「第五次中東戦争」の危機が一気に高まるというような状況にはないと思います。
もっとも未来のことは誰にも分からないので、「第五次中東戦争」など絶対に起こり得ないなどという気は毛頭ありませんが。
●「第五次中東戦争」が発生する条件
①過去四度の「中東戦争」全てに関わってきたいわばアラブの盟主エジプトが、1979年にイスラエルとの間で締結した「エジプト=イスラエル平和条約」を破棄せざるを得ないほど、対イスラエル関係を険悪化させること
②同様に、過去二度の「中東戦争」に関わり、歴史的にパレスチナ、及びパレスチナ人との関係が最も深く、且つイスラエルと最も長い国境線を有するヨルダンが、1994年にイスラエルと締結した「ヨルダン=イスラエル平和条約」を破棄せざるを得ないほど、対イスラエル関係を険悪化させること
イスラエルと長い国境線を有するこの両国が、現在「第五次中東戦争」を望んでいるとは、とても思えませんね。
この両国は「アラブの大義」を旗印に、かつての「中東戦争」の一方の主役を演じたものでしたが、四度にわたる「中東戦争」に懲りた結果がイスラエルとの「平和条約」締結であり、何らかの不可避的な理由でイスラエルが余程露骨に挑発しない限り、この両国が自分からイスラエルとの戦争を企画することは考えられません。
従って、「ゴラン高原」の帰属問題を抱えたシリアが、いくら「パレスチナ問題」をカードに反イスラエルを煽っても、「第五次中東戦争」といったレベルの大規模な軍事衝突が起きる可能性は極めて低いものと思われます。エジプト、ヨルダンのみならず、他のアラブ諸国(「シリア派」と「反シリア派」が争っているレバノンを除く)もシリアの国益のために、敢えて我が身を危険に晒すようなことはしないでしょう。この地域の国々も、ネイションステーツになって、だいぶ年数が経っていますので、「アラブの大義」よりも、それぞれの国家の「国益」を重視するようになってきている点は否めません。もちろんシリアは、レバノンの「ヒズボラ」を使っての挑発くらいはできるでしょう。しかし、その手は昨年使ったばかりであり、そうそう何度も繰り返して効果があるとも思えません。今度はイスラエルも昨年と同じ轍は踏まないでしょうし。
また、イランのアフマディネジャド大統領が、「イスラエルを世界地図から消す」などとしきりに威勢のよい発言を繰り返していますが、まずイランがイスラエルから遠く離れた遠隔の地にあること、あらゆる意味でアラブ諸国とは一線を画した国であり、特に湾岸産油国などアラブ諸国からも警戒されている国であること、これまで「中東戦争」には一度も参加したことがないこと、イランはまだまだ軍事的に遠隔の地を精密攻撃できるほどのハイテク兵器を保持していないこと、等々考えてみるに、やはりこれはプロパガンダ以上のものではあり得ないでしょうね。
以上の理由から、万一アメリカがイラクから撤退しても、それで「第五次中東戦争」の危機が一気に高まるというような状況にはないと思います。
もっとも未来のことは誰にも分からないので、「第五次中東戦争」など絶対に起こり得ないなどという気は毛頭ありませんが。
これは メッセージ 14493 (t_miya1960 さん)への返信です.
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