イスラエル/パレスチナ和平

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アルジェリアの悲劇とパレスチナの悲劇 ③

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2007/06/20 21:55 投稿番号: [13748 / 20008]
⑤のB<バルグーティの釈放>
マルワン・バルグーティの釈放は必要だと思われますが、
それが、いつ、どのような形で行われるかは不明です。
選挙が行われれば、ファタハの凋落に歯止めがかからないことは明瞭だと
思われますので、ファタハにテコ入れする意味でも、
バルグーティの釈放は行われるのだとは思っています。
しかしその釈放の仕方それ自体も問題です。
余りに露骨にイスラエルの意図に沿って釈放されれば、
ファタハの凋落に歯止めをかけることすらできないからです。
バルグーティ氏が「ハマスのクーデター」と規定したことは、
私にとっては少し意外でした。
獄中にあり、現実政治に対して、『手が汚れていない』という立場を活用して、
双方に対して一定の距離をとり、双方を非難するということもできたと
思われるのですが、そうはしませんでした。
所詮、ファタハの枠内の人間ということでしょうか。
それはファタハとしての最低限の共通認識ということでしょうか。
しかしガザの一部のファタハは、ダーランとは距離を置いていた、
今回、ハマスと協力しているガザのファタハもいると聞いているのですが、
それは、思想的にそう判断したというよりは、生き残りという『実益』を
追求したものなのか、私には今の所、まだ判断できません。


ハマスは、アルジェリアの経験を教訓に、
先手を打って軍事攻勢をかけたという分析もあります。
確かに一理あると思います。
しかし、ガザでいくらファタハ側に軍事的にテコ入れしようとも、
ガザでハマスを軍事的に打倒できるような力関係だったとは到底思えません。
その逆にせいぜいハマスによって軍事的に打倒されない程度の
現状を維持するのがせいぜいだったと認識しています。
確かに権力を笠に着て、ハマス系を暴力的に弾圧するファタハの遣り口は
目を覆いたくなる程残忍な行為を歴史的に繰り返してきました。
それはダーラン個人の個性では全くなく、
アラファトの遣り口そのままの継続です。
いや、アラブ連盟の政治権力者達に共通する手口です。
そういう意味では、ハマスには同情しますが、
だからといって、完全に軍事的に一元支配するという
パレスチナの歴史上の全く新しい局面に対して、
その後の責任をとれる責任と能力があるかどうかは、別問題です。
目出度く『ハマス国家』を樹立しても、
ガザの140万人が餓死に瀕するような状況になるのなら、
一体何の為の変革運動なのでしょうか。


欧米諸国権力者達の偽善
イスラエルの欺瞞
アラブ諸国権力者達の欺瞞
ファタハの欺瞞
ハマスの欺瞞

この複雑な状況に日々苦吟するパレスチナの一般民衆の立場を共有すべく
それに迫ろうと日々努力し続けること
これが私の立脚点です。
しかし<パレスチナ人一般>などどこにも実在していません。
現実に実在する個々のパレスチナ人は、
経済的にも政治的にもその置かれている境遇は一人一人異なります。
一人一人の考えも異なります。
宗教、思想、党派性、所属部族、世俗度、嗜好、様々要素に於いて
一人一人異なるのです。
そして、パレスチナ問題を考える者自身の立場、思想性も問われるのです。

私は囚人文書に基づく統一戦線結成という方向性を支持する立場です。
現状では殆ど展望喪失状態ですが、
それでもそれしかないと現在でも確信しています。
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