内戦後の雑感その2
投稿者: adventureoftheultraworld 投稿日時: 2007/06/17 23:51 投稿番号: [13647 / 20008]
3
シンパの嘘。
いくつかの点で、この内戦はパレスチナシンパの嘘を暴いた。
その1、民衆の意思とテロ組織
「イスラエルが軍事行動を行ったり、検問所敷設などをする。そこでパレスチナ民衆の不満が高まり、ハマスなどの『抵抗運動』がテロを行う」
→嘘。
今回の内戦を望んでいたパレスチナ民衆は一人もいない。だが、ハマスもファタハも無慈悲な衝突に突っ走った。各組織が、パレスチナ民衆の意思など省みずに行動しているという証拠である。または「パレスチナ民衆の意思が各武装組織の行動に与える影響は、極めて限定されている」と言い直しても良い。
各組織は、それぞれの事情でテロをやりたいときにはテロをやる。内戦したいときには内戦する。パレスチナ民衆の意思などお構いなし。
その2、パレスチナの「意思」をめぐる論点
「ハマスは民衆に選ばれたのだから、パレスチナ自身の意思を尊重して制裁をやめるべき」
「今回の内戦は、アメリカとイスラエルの干渉による」
→欺瞞
ハマスの選挙勝利に「パレスチナの内発的意思」を見た人たちがいる。だが、こういう投稿者、論者の多くが、今回の内戦を「アメリカとイスラエルに挑発されたから」と外部のせいにしている。全く理解に苦しむ。投票同様に、内戦についてもパレスチナの内発的意思を尊重するべきだろう。はっきり言えば、内戦の責任転嫁をする人々は、パレスチナ人の敵である。パレスチナ人の各組織の主体性を否定しているからだ。
苦しい制裁のせいで内戦に? 国際的孤立になれば、路線の違いを乗り越えて団結せざろう得ないだろうに。イスラエルも独立戦争時に武器禁輸を敷かれ、そのなかで各組織が団結してイスラエル軍を作り上げた。
苦しい環境で「団結」を選ぶ民族もいれば、「分裂」を選択する民族もいる。民族の「選択」は、それ自身の将来を規定する。墓穴を掘っただけのことを、わざわざ外敵の「陰謀」に仕立て上げることはない。
その3、「占領」が元凶なのか?
「占領こそが諸悪の根源であり、占領があるところに抵抗がある」
→疑問
内戦の勝利をハマスは「第2の解放」と位置づけている。2年前の入植地撤去が「第1の解放」で、「イスラエルやアメリカの代弁者だったファタハ内部の裏切り者を追い出し」た今回が第2と。
しかし、内部の人間を「裏切り者」「外国勢力の手先」として「解放闘争」を仕掛けるほど無意味なものはない。また、入植地が撤去され、域内の検問所もなくなったガザは「占領中」だったのか? アラブ諸国とアメリカの手先による占領が、イラン・シリアの手先による占領に置き換わっただけではないのか?
ハーレツのDanny Rubensteinが困惑気味に「ハーレツには『どうか再度占領し、私たちをハマスから救ってください』というガザ住民からのメールがいくつも届いている」と書いていた。ただ、イスラエル軍がシリアへの警戒を強めている中、ガザへの大規模侵攻は考えにくい。
その4、虐殺
「パレスチナ民衆を虐殺から救え」
→欺瞞
イスラエル軍がベイトハヌーンのビーチでのピクニックを誤爆し、市民を殺害したときに「虐殺!」と騒いだ人たちのうち、いったいどれだけの人が以下の残虐行為に声を上げたのか?
・18階建のビルから突き落とす
・拉致し、無抵抗のところを処刑。
・病院のベッドに寝ている患者に40発以上撃ちこむ。
・手術に取り掛かったところに乱入し、医師の制止も構わず止めを刺す。
・妻や子供たちの前で処刑する。
こういう行為に声を上げなかった人たちが、今後、イスラエル軍の行為に対して「虐殺」だの騒いだ場合には、倫理の程度を疑う。
いくつかの点で、この内戦はパレスチナシンパの嘘を暴いた。
その1、民衆の意思とテロ組織
「イスラエルが軍事行動を行ったり、検問所敷設などをする。そこでパレスチナ民衆の不満が高まり、ハマスなどの『抵抗運動』がテロを行う」
→嘘。
今回の内戦を望んでいたパレスチナ民衆は一人もいない。だが、ハマスもファタハも無慈悲な衝突に突っ走った。各組織が、パレスチナ民衆の意思など省みずに行動しているという証拠である。または「パレスチナ民衆の意思が各武装組織の行動に与える影響は、極めて限定されている」と言い直しても良い。
各組織は、それぞれの事情でテロをやりたいときにはテロをやる。内戦したいときには内戦する。パレスチナ民衆の意思などお構いなし。
その2、パレスチナの「意思」をめぐる論点
「ハマスは民衆に選ばれたのだから、パレスチナ自身の意思を尊重して制裁をやめるべき」
「今回の内戦は、アメリカとイスラエルの干渉による」
→欺瞞
ハマスの選挙勝利に「パレスチナの内発的意思」を見た人たちがいる。だが、こういう投稿者、論者の多くが、今回の内戦を「アメリカとイスラエルに挑発されたから」と外部のせいにしている。全く理解に苦しむ。投票同様に、内戦についてもパレスチナの内発的意思を尊重するべきだろう。はっきり言えば、内戦の責任転嫁をする人々は、パレスチナ人の敵である。パレスチナ人の各組織の主体性を否定しているからだ。
苦しい制裁のせいで内戦に? 国際的孤立になれば、路線の違いを乗り越えて団結せざろう得ないだろうに。イスラエルも独立戦争時に武器禁輸を敷かれ、そのなかで各組織が団結してイスラエル軍を作り上げた。
苦しい環境で「団結」を選ぶ民族もいれば、「分裂」を選択する民族もいる。民族の「選択」は、それ自身の将来を規定する。墓穴を掘っただけのことを、わざわざ外敵の「陰謀」に仕立て上げることはない。
その3、「占領」が元凶なのか?
「占領こそが諸悪の根源であり、占領があるところに抵抗がある」
→疑問
内戦の勝利をハマスは「第2の解放」と位置づけている。2年前の入植地撤去が「第1の解放」で、「イスラエルやアメリカの代弁者だったファタハ内部の裏切り者を追い出し」た今回が第2と。
しかし、内部の人間を「裏切り者」「外国勢力の手先」として「解放闘争」を仕掛けるほど無意味なものはない。また、入植地が撤去され、域内の検問所もなくなったガザは「占領中」だったのか? アラブ諸国とアメリカの手先による占領が、イラン・シリアの手先による占領に置き換わっただけではないのか?
ハーレツのDanny Rubensteinが困惑気味に「ハーレツには『どうか再度占領し、私たちをハマスから救ってください』というガザ住民からのメールがいくつも届いている」と書いていた。ただ、イスラエル軍がシリアへの警戒を強めている中、ガザへの大規模侵攻は考えにくい。
その4、虐殺
「パレスチナ民衆を虐殺から救え」
→欺瞞
イスラエル軍がベイトハヌーンのビーチでのピクニックを誤爆し、市民を殺害したときに「虐殺!」と騒いだ人たちのうち、いったいどれだけの人が以下の残虐行為に声を上げたのか?
・18階建のビルから突き落とす
・拉致し、無抵抗のところを処刑。
・病院のベッドに寝ている患者に40発以上撃ちこむ。
・手術に取り掛かったところに乱入し、医師の制止も構わず止めを刺す。
・妻や子供たちの前で処刑する。
こういう行為に声を上げなかった人たちが、今後、イスラエル軍の行為に対して「虐殺」だの騒いだ場合には、倫理の程度を疑う。
これは メッセージ 13646 (adventureoftheultraworld さん)への返信です.
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