イスラエル/パレスチナ和平

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オルメルト政権の関与 というより

投稿者: ojin_8823 投稿日時: 2007/06/17 16:16 投稿番号: [13641 / 20008]
>オルメルト政権の関与は本当にないのでしょうか?
>イスラエルの右翼勢力は、元々ガザを手放すことに反対でした。(イスラエルのシャロン前首相が、誤薬による体調悪化などという、普通なら有りえないような理由で政治生命を絶たれることになったのも、ガザ撤退と関係があるのかもしれません?)


ガザの内紛前、数のうえではファタハが圧倒しています。今回の紛争では、オルメルト政権の関与というよりも、選挙における地すべりてきなハマスの勝利が大きな原因ではないかと推測します。
というのも、ガザの治安を任されていたダーラン氏は、彼のカリスマ的なところに人気があって、ガザにおける情報網をもっており、それを元に厳しくハマスを取り締まっていました(その反動が今のハマスの抵抗)。   しかし、選挙後、その流れはガザでは草の根運動をしていたハマスに大きく貢献し、今までの情報網をダーラン氏は得られなくなり、逆にハマスの暗殺部隊を誘引することになってしまったのではないでしょうか。   身辺を警護するはずの側近が、次々と暗殺される恐怖は、ガザ治安のトップであるダーランに大きなインパクトを与えたと思います。   結果として危険を察知し、海外に遁走することとなった。
今、ダーラン氏はエジプトはカイロに滞在しているとのことですが、その現状を知ったエジプトは、急きょガザにファタハの支援部隊や武器を送り込んだわけですが、とき、すでに遅し、   というより、その武器の重装備が予想以上に整っており、想定以上の攻撃に驚き、結果としてファタハの総崩れをもたらした考えます。
このトピではエジプトの役割は出てきませんが、アラブにおいてはヨルダンと共に親米派の国です(この2国だけがイスラエルと国交を持っている)。アラブ(ムスリム)の建前上、ラファの国境警備についても世俗主義のファタハには同情してきた経緯があり、結構、いい加減であり、仕方なくイスラエルは闘争武器の流入を防ぐべく、ラファ国境線に建てられたパレスチナ難民の家をブルドーザで押し倒したのは記憶に新しいところです(レイチェルさんの死亡など)。
イスラエルは国家ですから、自爆テロやロケット攻撃に対しては国民を守る立場から、これを黙認することは許されるはずもありません。世界の反対を押し切ってでも、これを実行するし、せざるを得ない環境にあります。それが、今までのイスラエルの立場であり、右派左派政権に限らず、国民を守るためにとらなければならない治安政策です。

今回のハマスの台頭は、イスラエルにとって和平を受け入れてきたファタハとは違い、時代が逆戻りしたような、極めてやっかいなものです。ただ、逆に、ミニであっても国家となってくれればイスラエルは助かるでしょう。理由は、国家は隣国の主義主張が違うからといって、テロ攻撃やロケット攻撃は国際法上、許されるものではないからです。そのほうが(ミニ国家になってくれたほうが)イスラエルにとっては攻撃されない分、理想的だと思います。
一方、穏やかでないのは、イスラム原理主義と隣合わせになるエジプトです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%B8%E3%83%97%E3%83%88
イスラム同胞団を抑えた国内の安定ということからして、イスラエルの心配の比ではありません。エジプトは、今までのイスラエルが非難を浴びながら行ってきたガザ国境を負う立場に変わったのです。


それはオメルト政権だから変わったのではなく、ハマスが台頭したから変わったのです。すなわち、オメルト政権の関与があったとはいい難いものとなっています。   むしろ、ハマスの圧倒的な勝利を予想できなかったハマスのバックグランド(特にイラン)が大きく関与していた、といえるのではないでしょうか。またそれは、「アラブ連盟のファタハ支持」という動きが証明しています。
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