Re: これが現実
投稿者: moccusboccus 投稿日時: 2007/02/26 12:44 投稿番号: [12894 / 20008]
>>これまでの経緯上、「旧サダム・フセイン派」や「ムクタダ・サドル派」は反米色が強いが、これも「米軍」がイラクから撤退すれば、反米色は急速に弱まる(アメリカがイラクに関与しなくなれば、アメリカのことはどうでもよくなる)。従って「米軍」のイラク撤退後は、むしろ周辺諸国(イラン、シリア、サウジアラビア、湾岸諸国)を巻き込んだ「シーア派」と「スンニー派」の対立が先鋭化すると見られる。
>シーア派スンニー派対立の先鋭化する予測は、私の見方とは真逆ですね。どこにその根拠を指摘しているのでしょうか?
つまり「米軍」がイラクから撤退すれば、湾岸産油国を支配下に置きたいと願っている「シーア派」国家イランは、イスラム諸国全体では少数派である「シーア派」を糾合して、サウジアラビア、クウェート、アラブ首長国連邦など「スンニー派」が主流である湾岸産油国に圧力をかけることが予想される。その場合、サウジアラビア、クウェート、アラブ首長国連邦などが、窮余の策として欧米などに支援を求めることになれば、再び形を変えた「湾岸戦争」前夜の様相を呈してくる。欧米も湾岸の石油には重大な関心を持っており、イランの行動が一定限度を越えれば、これを放置することはないだろう。
>イランシリアのシーアスンニー軍事同盟は、イラク混乱を終息させたいと当然考えるでしょう。そうしたら、反イスラエルを強調するのが手っ取り早くなります。そうしたら、反イスラエルを強調するのが手っ取り早くなります。
これは既に他の人も指摘しているように、シリアは「シーア派政権」であり、長い間イランと共に「スンニー派」の「サダム・フセイン政権」とは対立していたということを無視した見解。イラクの「スンニー派」は、イランやシリアが「反イスラエル」を強調しさえすれば、大人しく「シーア派」への抵抗を止めるということはない。
>イスラエルを諸悪の根源の元として、反イスラエルを鮮明にする事によって、イラクの宗派対立の終息が図られることを予測します。
イスラエルを「スケープゴート」にしさえすれば、イラク国内の宗派対立が解消するということはない。これはイラクに限らず他のイスラム諸国についてもいえることで、いくらイスラエルを「スケープゴート」にしても国内の宗派対立、部族対立、貧富の格差その他の社会矛盾が解消するということはない。
>イスラーム世界は、親米派は力を失い、急速に反イスラエルで一つになって行く事を予測します。パキスタンまで含めて・・・・・
イスラム世界はそんなに単純なものではない。「イスラム諸国会議機構」には、56カ国と地域代表としてパレスチナが加わっているが、互いに利害が対立し纏まらないことで知られている。その要因として「宗派対立」だけでなく、「産油国(持てる者)VS非産油国(持たざる者)」「王制国家VS共和制国家」「アラブ人国家VS非アラブ人国家」など様々な対立軸が指摘されている。
>んんん??・・・「シーア派の共同体」よりも、中東全体の盟主を目指して行くのでしょう。その為に、中東全体に蔓延する反イスラエル感情を利用して、反イスラエルの急先鋒となることで、中東全体を巻き込んで行くことを予測します。イランが「シーア派の共同体」を目指しているのなら、シリアとの軍事同盟の意味が分りません。反論ありますか?
イランが「湾岸の盟主」を目指しているとはよくいわれることだが、中東全域の盟主を目指しているとは聞いたことがない。イランとシリアとの関係も「敵の敵は味方」という関係に過ぎなく、当面の敵だった「サダム・フセイン政権」が崩壊したことで、今後の関係は微妙になっていくものと思われる。イランの「ホメイニ主義」では、シリアの「バース党」も“所詮は西洋かぶれ”と見なされており、批判の対象である。
今後の展開としては、イラン最高指導者のハメネイ師など「ホメイニ時代」以来の高位聖職者が高齢しつつあることに加えて、アフマディネジャド大統領の過激主義は国内でも支持を失いつつあり、長期的視点から見るなら、イランは徐々に穏健化していく可能性が高い。
ただし、現在は「核問題」で「国連」で欧米諸国と激しく対立しおり、短期的に見るなら、イランの出方次第では「米軍」を主力とする「多国籍軍」の「武力行使」もあり得る状況で予断を許さない。
>シーア派スンニー派対立の先鋭化する予測は、私の見方とは真逆ですね。どこにその根拠を指摘しているのでしょうか?
つまり「米軍」がイラクから撤退すれば、湾岸産油国を支配下に置きたいと願っている「シーア派」国家イランは、イスラム諸国全体では少数派である「シーア派」を糾合して、サウジアラビア、クウェート、アラブ首長国連邦など「スンニー派」が主流である湾岸産油国に圧力をかけることが予想される。その場合、サウジアラビア、クウェート、アラブ首長国連邦などが、窮余の策として欧米などに支援を求めることになれば、再び形を変えた「湾岸戦争」前夜の様相を呈してくる。欧米も湾岸の石油には重大な関心を持っており、イランの行動が一定限度を越えれば、これを放置することはないだろう。
>イランシリアのシーアスンニー軍事同盟は、イラク混乱を終息させたいと当然考えるでしょう。そうしたら、反イスラエルを強調するのが手っ取り早くなります。そうしたら、反イスラエルを強調するのが手っ取り早くなります。
これは既に他の人も指摘しているように、シリアは「シーア派政権」であり、長い間イランと共に「スンニー派」の「サダム・フセイン政権」とは対立していたということを無視した見解。イラクの「スンニー派」は、イランやシリアが「反イスラエル」を強調しさえすれば、大人しく「シーア派」への抵抗を止めるということはない。
>イスラエルを諸悪の根源の元として、反イスラエルを鮮明にする事によって、イラクの宗派対立の終息が図られることを予測します。
イスラエルを「スケープゴート」にしさえすれば、イラク国内の宗派対立が解消するということはない。これはイラクに限らず他のイスラム諸国についてもいえることで、いくらイスラエルを「スケープゴート」にしても国内の宗派対立、部族対立、貧富の格差その他の社会矛盾が解消するということはない。
>イスラーム世界は、親米派は力を失い、急速に反イスラエルで一つになって行く事を予測します。パキスタンまで含めて・・・・・
イスラム世界はそんなに単純なものではない。「イスラム諸国会議機構」には、56カ国と地域代表としてパレスチナが加わっているが、互いに利害が対立し纏まらないことで知られている。その要因として「宗派対立」だけでなく、「産油国(持てる者)VS非産油国(持たざる者)」「王制国家VS共和制国家」「アラブ人国家VS非アラブ人国家」など様々な対立軸が指摘されている。
>んんん??・・・「シーア派の共同体」よりも、中東全体の盟主を目指して行くのでしょう。その為に、中東全体に蔓延する反イスラエル感情を利用して、反イスラエルの急先鋒となることで、中東全体を巻き込んで行くことを予測します。イランが「シーア派の共同体」を目指しているのなら、シリアとの軍事同盟の意味が分りません。反論ありますか?
イランが「湾岸の盟主」を目指しているとはよくいわれることだが、中東全域の盟主を目指しているとは聞いたことがない。イランとシリアとの関係も「敵の敵は味方」という関係に過ぎなく、当面の敵だった「サダム・フセイン政権」が崩壊したことで、今後の関係は微妙になっていくものと思われる。イランの「ホメイニ主義」では、シリアの「バース党」も“所詮は西洋かぶれ”と見なされており、批判の対象である。
今後の展開としては、イラン最高指導者のハメネイ師など「ホメイニ時代」以来の高位聖職者が高齢しつつあることに加えて、アフマディネジャド大統領の過激主義は国内でも支持を失いつつあり、長期的視点から見るなら、イランは徐々に穏健化していく可能性が高い。
ただし、現在は「核問題」で「国連」で欧米諸国と激しく対立しおり、短期的に見るなら、イランの出方次第では「米軍」を主力とする「多国籍軍」の「武力行使」もあり得る状況で予断を許さない。
これは メッセージ 12890 (t_miya1960 さん)への返信です.
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