Re: 具体的な回答を期待します
投稿者: oldfirehall 投稿日時: 2007/01/30 01:27 投稿番号: [12696 / 20008]
>米軍撤退後に誰かがイスラエル攻撃を提案することを予測します。それで、イランが合理的理由無しにそれを否定するならば、今までの反米反イスラエル姿勢は何だったのか?と言う事になりますよね。
誰が「イスラエル攻撃」を提案するのですか? 「アルカイダ」ですか?
「ヒズボラ」ですか?
いずれにしても、まともな国が米軍がイラクから撤退したことを動機として「イスラエル攻撃」を提案することなどありえません。
また、もし「アルカイダ」が「イスラエル攻撃」を提案しても、イランがそれに応じることはありません。また「ヒズボラ」は完全にイランのコントロール下にあり、イランに命じられて動くことはあっても、イランにもの申すことはありません。
>米軍撤退前にイラン核開発施設に攻撃があるならば、イラン国内で反米反イスラエルは支持を得て、攻撃準備に入るか、そのまま戦闘に突入するか・・・どっちにしろ核兵器製造の準備に入るでしょう。もう既に始めているかもしれませんが・・・
それはイラン破滅のシナリオですね。
>少し前までは、スンニー派対米イスラエルだったでしょうが、米国はイラク攻撃でシーア派も敵に回してしまいましたよね?スンニーシーア連合実現は時間の問題でしょう
「パレスチナ問題」は、もともと「スンニー派」対「イスラエル」というような性質の問題ではありません。それは、例えば過去に「シーア派政権」のシリアが、四度の「中東戦争」で三度までイスラエルと戦っていることからも明らかだと思いますが。
「パレスチナ問題」には非常に複雑な背景がありますが、敢えて単純化していうなら「土地を巡る争い」です。
また「スンニー派」と「シーア派」の対立は、昨日今日のものではなく相当根が深いので、簡単に対立を解消して連合できるとも思えません。
その一端は、現在のイラク状勢を見てもお分かりのことと思いますが。
>そういう理由で「イラン・イラク戦争」前夜の政治状況とは違って来ていますから、反米反イスラエルという共通点があるならば、「ホメイニ主義」はたいして関係ありませんね。現実に繋がりができているのが証拠です・・・
あなたは「ホメイニ主義」が何たるかを理解していないのではありませんか?
>oldfirehall 氏は世の中が変わっている事をもっと認識した方が良いですよ。
あなたにそのような忠告を受けるとは思いませんでした。
>単独でイスラエルに攻撃を仕掛ける国は当然ないでしょう。イスラエルと対等に戦える国はありませんから、中東戦争という形でイスラーム世界の総力戦になるのでしょ? サダムフセインへの攻撃は例えにはなりません。
現在のイスラム諸国が、イスラエルとその背後に控えるアメリカを相手に「総力戦」を戦うだけの動機があるとも、それだけの覚悟ができているとも、「総力戦」を戦えるほど結束しているともとても思えませんね。
サダム・フセインの喩えを出したのは、もしイランのアフマディネジャド大統領が跳ね上がった行動に出れば、サダム・フセインの「二の舞い」になりかねないといいたかっただけで、イランはかつてのイラクほど個人独裁国家でもないし、おそらくいきなりイスラエルにミサイルを撃ち込むような後先のことを考えない無謀な行動に出ることはないと思いますね。
>問題はその撤退が、イスラーム世界やパレスチナ問題にどんな影響を及ぼすか・・・でしょ?
米軍のイラク撤退がイスラム世界に及ぼす最大の影響は、サウジアラビア、クウェートなど湾岸諸国がイランに対する警戒感を強め、場合によっては(イランの脅威が高まれば)アメリカや「EU」に接近し庇護を求めるようになるということです。
また短期的には、イラクが不安定化し、もしかしたら分裂するかもしれませんね。宗派間の内戦(「スンニー派」と「シーア派」の代理戦争)に発展する可能性もあります。
イランは遠隔の地で歴史的にも関係の薄い「パレスチナ問題」は、ただカードとして利用するだけでたいして関心はないと思いますが、湾岸の石油には大いに関心がありますので、湾岸の石油に利権を持つアメリカ、イギリス、オランダなど西欧諸国との軋轢は否応なく高まるでしょう。
もっともイラン人はアフマディネジャド大統領のような「過激派」ばかりではありませんので、大統領が過激に走り過ぎ国益を害するようなことがあれば、その反動として「穏健派」が勢力を盛り返してきて現実路線に立ち返り、今よりは穏やかな方向に向う可能性もあるでしょう。
誰が「イスラエル攻撃」を提案するのですか? 「アルカイダ」ですか?
「ヒズボラ」ですか?
いずれにしても、まともな国が米軍がイラクから撤退したことを動機として「イスラエル攻撃」を提案することなどありえません。
また、もし「アルカイダ」が「イスラエル攻撃」を提案しても、イランがそれに応じることはありません。また「ヒズボラ」は完全にイランのコントロール下にあり、イランに命じられて動くことはあっても、イランにもの申すことはありません。
>米軍撤退前にイラン核開発施設に攻撃があるならば、イラン国内で反米反イスラエルは支持を得て、攻撃準備に入るか、そのまま戦闘に突入するか・・・どっちにしろ核兵器製造の準備に入るでしょう。もう既に始めているかもしれませんが・・・
それはイラン破滅のシナリオですね。
>少し前までは、スンニー派対米イスラエルだったでしょうが、米国はイラク攻撃でシーア派も敵に回してしまいましたよね?スンニーシーア連合実現は時間の問題でしょう
「パレスチナ問題」は、もともと「スンニー派」対「イスラエル」というような性質の問題ではありません。それは、例えば過去に「シーア派政権」のシリアが、四度の「中東戦争」で三度までイスラエルと戦っていることからも明らかだと思いますが。
「パレスチナ問題」には非常に複雑な背景がありますが、敢えて単純化していうなら「土地を巡る争い」です。
また「スンニー派」と「シーア派」の対立は、昨日今日のものではなく相当根が深いので、簡単に対立を解消して連合できるとも思えません。
その一端は、現在のイラク状勢を見てもお分かりのことと思いますが。
>そういう理由で「イラン・イラク戦争」前夜の政治状況とは違って来ていますから、反米反イスラエルという共通点があるならば、「ホメイニ主義」はたいして関係ありませんね。現実に繋がりができているのが証拠です・・・
あなたは「ホメイニ主義」が何たるかを理解していないのではありませんか?
>oldfirehall 氏は世の中が変わっている事をもっと認識した方が良いですよ。
あなたにそのような忠告を受けるとは思いませんでした。
>単独でイスラエルに攻撃を仕掛ける国は当然ないでしょう。イスラエルと対等に戦える国はありませんから、中東戦争という形でイスラーム世界の総力戦になるのでしょ? サダムフセインへの攻撃は例えにはなりません。
現在のイスラム諸国が、イスラエルとその背後に控えるアメリカを相手に「総力戦」を戦うだけの動機があるとも、それだけの覚悟ができているとも、「総力戦」を戦えるほど結束しているともとても思えませんね。
サダム・フセインの喩えを出したのは、もしイランのアフマディネジャド大統領が跳ね上がった行動に出れば、サダム・フセインの「二の舞い」になりかねないといいたかっただけで、イランはかつてのイラクほど個人独裁国家でもないし、おそらくいきなりイスラエルにミサイルを撃ち込むような後先のことを考えない無謀な行動に出ることはないと思いますね。
>問題はその撤退が、イスラーム世界やパレスチナ問題にどんな影響を及ぼすか・・・でしょ?
米軍のイラク撤退がイスラム世界に及ぼす最大の影響は、サウジアラビア、クウェートなど湾岸諸国がイランに対する警戒感を強め、場合によっては(イランの脅威が高まれば)アメリカや「EU」に接近し庇護を求めるようになるということです。
また短期的には、イラクが不安定化し、もしかしたら分裂するかもしれませんね。宗派間の内戦(「スンニー派」と「シーア派」の代理戦争)に発展する可能性もあります。
イランは遠隔の地で歴史的にも関係の薄い「パレスチナ問題」は、ただカードとして利用するだけでたいして関心はないと思いますが、湾岸の石油には大いに関心がありますので、湾岸の石油に利権を持つアメリカ、イギリス、オランダなど西欧諸国との軋轢は否応なく高まるでしょう。
もっともイラン人はアフマディネジャド大統領のような「過激派」ばかりではありませんので、大統領が過激に走り過ぎ国益を害するようなことがあれば、その反動として「穏健派」が勢力を盛り返してきて現実路線に立ち返り、今よりは穏やかな方向に向う可能性もあるでしょう。
これは メッセージ 12692 (t_miya1960 さん)への返信です.
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