「みんな抱き合うようにして死んでいた」
投稿者: military_messaiah 投稿日時: 2006/08/05 11:07 投稿番号: [10839 / 20008]
「みんな抱き合うようにして死んでいた」──カナの虐殺ふたたび
避難していた建物がイスラエルに空爆され、34人の子供を含む60人以上が殺された
ガイス・アブドゥル・アハド、ジョナサン・スティール他
ガーディアン紙
2006年7月 31日
それは、町のはずれにある、これといって目立たない3階立ての建物だった。しかし、シャルフーブ家とハシェム家の2つの大家族にとっては、最後の避難場所だった。ティールまでの法外なタクシー料金が払えず,2つの家族は、その建物の一階にみんなで一緒に身をかがめていれば安全だろうと思ったのだ。
それは間違いだった。深夜1時ころ、男たちが夜更けのお茶を入れているとき、建物でイスラエルの爆弾が炸裂した。目撃者によれば、2つ目の爆発は最初の爆撃から2、3分後で、1つ目の爆撃を生き延びたものたちは、建物の端から端へ、必死で逃げようとしているところを攻撃されたのだ。昨晩までに、60人以上の遺体が瓦礫の間から見つかり、そのうち34人が子供であるとレバノン当局は発表した。これまでに8人の生存が確認されている。
昨日の朝、遺体がまたひとつ、残骸のなかから引き出されるのを見て、捜索にあたる民間防衛隊のリーダー、ナイム・ラカは悲しみに頭を振りながら言った。「遺体は部屋のすみで、みんな、抱き合うようにして見つかった...かわいそうな人たちったら、壁が守ってくれると思ったんだ」。
18日にわたるイスラエルの対ヒズボッラー攻撃のなかでも、最もおぞましいこの空爆には世界中から非難の声が上がっている。昨夜遅く、イスラエルはレバノン南部における空爆を48時間停止すると発表し、居住者がレバノン南部から避難するのを望むなら、国連と連動し、24時間にわたり、避難民の安全を保証すると発表した。
この爆撃に怒った人々はベイルートの国連事務所に詰めかけ,凄まじい抗議を行った。ファウド・シニオラ首相は、イスラエルが「戦争犯罪」を犯したと糾弾し、予定されていたコンドリーザ・ライス米国務長官との会談をキャンセルした。イスラエルは犠牲について謝罪したものの、攻撃は村からロケットが発射されたことに対する報復だと言った。
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