過去十年で大幅に進展した
投稿者: t_ohtaguro_2 投稿日時: 2007/09/19 23:20 投稿番号: [1270 / 2082]
台湾企業の中国大陸進出
http://www.roc-taiwan.or.jp/news/week/1908/111.html
●台湾経済に及ぼした影響
上述のように、政治面で臨戦体制にあるような状況の中でも、おびただしい数の台湾企業が中国に進出した背景には、次のような事由があると考えられています。
①中国の労賃の低廉さ(九八年、中国沿岸部の工場の工員平均賃金は、台湾の九分の一〜十分の一)
②工場立地が比較的容易(台湾では、住民の反公害運動や用地買収難で、工場立地が年々困難化)。
③工業における人手不足の現象が見られない(台湾では、若年層の高学歴化で製造業離れが生じている)。
④中国市場は、未開拓、未整備で開拓の余地がある。
⑤中年以下の世代では、中・台相互に言語が通じる。
また、九一〜九七年の間に中国に進出した台湾企業の投資金額面から分析した業種別内訳を見ると、製造に多くの人手を要するものが多いことからも(電子・電機業においても、パソコン組み立てなどは多くの人手を要するのが実情)、上記の要因に引かれて中国に進出した背景が類推されます。
このような労働集約型に近い企業の中国への大量進出によって、台湾産業の高度化、ハイテク化が促進されたことは疑いないでしょう。当然これだけが台湾のハイテク化の要因ではあり得ませんが、後押しをするような効果はあったといえます。近年の台湾の輸出額の中で、電子・電機・機械産品輸出額の占める割合は全体の約半分に達しており、台湾には「パソコン王国」の別称もあるほどですが、台湾で時代の潮流に取り残された企業は中国など外国へ進出し、技術・知識集約型の企業が残って、ハイテク化が達成されたということができましょう。
つぎに、台湾企業の中国進出は、台湾の貿易構造の変革をもたらしました。八〇年代までの台湾の貿易構造は、日本から資本財を輸入し、生産品を主に米国へ輸出していたため、対日貿易赤字を対米貿易黒字で補い、全体の貿易黒字を達成するというパターンになっていました。しかし、九〇年代に入ると、中国へ進出した台湾企業が大量の機械設備、原材料を香港経由で台湾から輸入するため、香港向け貿易黒字が拡大する一方で、輸出市場分散政策により、対米貿易黒字は頭打ちとなり、巨額の香港向け貿易黒字で全体の貿易黒字が出るようになり、実質上の中国依存が高まっています。
●中国人に生活革命をもたらす台湾企業
ここ十年の間に中国へ進出した台湾企業の一部は、多くの中国人の生活様式を変えるほどのインパクトをもたらしています。
まず、インスタント食品やレトルト食品を普及させました。中国では、台湾系食品企業四社が有名ですが、うち二社は台湾では無名で、中国へ出てから急成長しました。従来、中国にインスタント食品などありませんでしたが、ここ六〜七年、台湾食品企業の提供する中華風味のインスタントラーメンがブームを呼んでいます。
次に、台湾のブライダル企業が、中国の結婚式の様式を変えています。従来、中国の結婚式は質素で簡単なものでしたが、沿海部などでは生活水準の向上にともない、豪華な式や披露宴をおこなうようになっています。この背後には、多くの台湾ブライダル企業の、ビジネスとしてのノウハウの売り込みがあります。
http://www.roc-taiwan.or.jp/news/week/1908/111.html
●台湾経済に及ぼした影響
上述のように、政治面で臨戦体制にあるような状況の中でも、おびただしい数の台湾企業が中国に進出した背景には、次のような事由があると考えられています。
①中国の労賃の低廉さ(九八年、中国沿岸部の工場の工員平均賃金は、台湾の九分の一〜十分の一)
②工場立地が比較的容易(台湾では、住民の反公害運動や用地買収難で、工場立地が年々困難化)。
③工業における人手不足の現象が見られない(台湾では、若年層の高学歴化で製造業離れが生じている)。
④中国市場は、未開拓、未整備で開拓の余地がある。
⑤中年以下の世代では、中・台相互に言語が通じる。
また、九一〜九七年の間に中国に進出した台湾企業の投資金額面から分析した業種別内訳を見ると、製造に多くの人手を要するものが多いことからも(電子・電機業においても、パソコン組み立てなどは多くの人手を要するのが実情)、上記の要因に引かれて中国に進出した背景が類推されます。
このような労働集約型に近い企業の中国への大量進出によって、台湾産業の高度化、ハイテク化が促進されたことは疑いないでしょう。当然これだけが台湾のハイテク化の要因ではあり得ませんが、後押しをするような効果はあったといえます。近年の台湾の輸出額の中で、電子・電機・機械産品輸出額の占める割合は全体の約半分に達しており、台湾には「パソコン王国」の別称もあるほどですが、台湾で時代の潮流に取り残された企業は中国など外国へ進出し、技術・知識集約型の企業が残って、ハイテク化が達成されたということができましょう。
つぎに、台湾企業の中国進出は、台湾の貿易構造の変革をもたらしました。八〇年代までの台湾の貿易構造は、日本から資本財を輸入し、生産品を主に米国へ輸出していたため、対日貿易赤字を対米貿易黒字で補い、全体の貿易黒字を達成するというパターンになっていました。しかし、九〇年代に入ると、中国へ進出した台湾企業が大量の機械設備、原材料を香港経由で台湾から輸入するため、香港向け貿易黒字が拡大する一方で、輸出市場分散政策により、対米貿易黒字は頭打ちとなり、巨額の香港向け貿易黒字で全体の貿易黒字が出るようになり、実質上の中国依存が高まっています。
●中国人に生活革命をもたらす台湾企業
ここ十年の間に中国へ進出した台湾企業の一部は、多くの中国人の生活様式を変えるほどのインパクトをもたらしています。
まず、インスタント食品やレトルト食品を普及させました。中国では、台湾系食品企業四社が有名ですが、うち二社は台湾では無名で、中国へ出てから急成長しました。従来、中国にインスタント食品などありませんでしたが、ここ六〜七年、台湾食品企業の提供する中華風味のインスタントラーメンがブームを呼んでいます。
次に、台湾のブライダル企業が、中国の結婚式の様式を変えています。従来、中国の結婚式は質素で簡単なものでしたが、沿海部などでは生活水準の向上にともない、豪華な式や披露宴をおこなうようになっています。この背後には、多くの台湾ブライダル企業の、ビジネスとしてのノウハウの売り込みがあります。
これは メッセージ 1269 (t_ohtaguro_2 さん)への返信です.
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