bebson様 -- 爺の剣(14)
投稿者: k_g_y_7_234 投稿日時: 2006/12/03 16:02 投稿番号: [8127 / 73791]
土曜日の朝、道場へ行ってびっくりしました。なんと女子禁制の○○流高段者の名札の末席に私の名札が掛けられていたのです。四段でした。
「おう、やっときたか」
そういう声とともに、背後から私の肩をポンとたたく人がおりました。振り向くと、○○流七段の先生のお一人でした。この先生とは何回かお稽古をさせていただいたことがあります。
「ええ、すみませんでした」
「いや、なに、そういうときもなくては剣道は上達せん、あははは・・」
「・・・」
「○○流も女子部を作るそうだ・・」
「・・・」
「ところで、まだ就職が決まっていないと聞いたが・・」
「えっ、ええ..」
「ちょっと待っていなさい」
その先生は、そう言うと高段者更衣室へ入って行って、一枚の紙を私に手渡しました。
「この会社で追加募集していると聞いた。月曜に面接があると聞いた。どうかな、行ってみんか?」
先生が紹介して下さった会社は、私が勤めたいと思っていた会社のひとつでした。
稽古が始まって間もなく、爺も道場に入って来ましたが、私をチラリと見ただけで、相変わらずいつもの素知らぬふりです。
「爺の剣」
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the end
直子
これは メッセージ 8125 (k_g_y_7_234 さん)への返信です.
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