いよいよ韓国消滅へカウントダウン!

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bebson様 -- 爺の剣(13)

投稿者: k_g_y_7_234 投稿日時: 2006/12/03 15:40 投稿番号: [8125 / 73791]
振り下ろした瞬間、「あっ!」とおもいました。爺は、私の太刀筋をわずかにはずすように、いえ、くぐり抜けるように私の右に動くとそのまますーっと私の懐に入ってくるところでした。瞬間、私の手首に激痛が走り、思う間もなく爺の小太刀が私の喉元にぴたりと付き、私の太刀は爺の太刀で上から押さえ込まれておりました。まったく身動きがとれません。

「勝負あり、それまで!」
○僧3の声が聞こえました。すべては一瞬のこと、あっという間の出来事でした。爺のあのスローな動作からは想像もできません。一瞬の流れるような動作でした。爺は、呆然としている私にかまわず、神前に一礼すると道場の奥へ入って行きました。

○僧3がまだ呆然と立ちすくんでいる私の小手をはずしてくださり、しびれている手首を見ております。真っ赤です。
「ここで待っていなさい」
○僧3はそういうと道場の奥へ入って行きました。右手首のしびれが治まりません。床に正座し、防具をはずす間も今の爺の技を考えておりました。「乗せられた、誘われてしまったんだわ..」と思いました。あのとき、一足飛びに後退すべきだったのでしょうか?   いいえ、あのとき後退すれば、それこそ爺の思うつぼです。では、どうすれば..

いくら考えてもわかりません。○僧3が戻ってきて、私の手首に湿布薬を貼ってくださいました。
「なぜ左足で踏み込んだ?」
「えっ?」
○僧3がいきなり聞いてきました。
「あの間合いからだと、次足でもしないかぎり、右足で踏み込むのが自然だと思うが..」
「・・・」
「爺の動きを予知しておったのか?」
「いえ、そういう訳ではありませんが、爺が私の右をすり抜ける気配を感じたのです。それに左足なら右に反応しやすいですから..」
○僧3はすこし考え込むようなそぶりでしたが、
「あの踏み込みでは紙一重で間を切ることもできる。もう少し打ち込む前の攻防に集中した方がよい。まだまだ雑念が多いな。それでは爺に打ち込むことはできん」
「・・・」

「ところで、土曜の朝稽古には来てくれるな?」
「えっ?」
「爺が君に中学高校女子の稽古をみてもらいたいと言っておる」
○僧3は、そう言いながら私の目をじっと見ております。
「はい」
すると○僧3はニコリとし、私の上腕をポンとたたきました。
「今夜はこのまま帰ってよい。戸締まりはあとで私がする」

土曜日の朝、道場へ行ってびっくりしました。なんと女子禁制の○○流高段者の名札の末席に私の名札が掛けられていたのです。四段でした。

直子
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