bebson様 -- 爺の剣(9)
投稿者: k_g_y_7_234 投稿日時: 2006/12/01 22:11 投稿番号: [8046 / 73791]
すぐに○僧3が私の面をはずして、もんでくださいました。爺も心配そうにのぞき込んでいたようです。まもなく、普通に息ができるようになりました。
「まったく、無謀な剣道をする」
「えっ?」
「爺の剣先が生きておるのに飛び込む馬鹿がおるか..」
○僧3は苦笑しながらそう言いました。私は、この言葉にハッとしました。女子の剣道の試合では、突き技は高校まで禁止されておりましたから、相手の剣先もあまり気にすることはありませんでした。クセになっていたようです。
爺はすぐに竹刀を引いて衝撃をやわらげたそうですが、私の飛び込みが鋭くて、思いの他強く入ってしまったようだと○僧3がいいました。そして、今夜も「勝負なし」と言いました。
「どうだ、明日これるか?」
「ええ..」
私は、そう言いながら爺を探しましたが、爺は道場にはおりませんでした。
爺の剣先は、私の喉の中心をわずかに外れていました。ですから防具の隙間から私の喉に剣先が食い込んだようです。鏡をみると、見事に赤黒い大きな斑になっております。スカーフでも巻かなければおもてに出られません。お店にも行けません。
○僧4
これは メッセージ 7962 (k_g_y_7_234 さん)への返信です.
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