いよいよ韓国消滅へカウントダウン!

Yahoo! Japan 掲示板トピックビューアー

[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

bebson様 -- 爺の剣(5)

投稿者: k_g_y_7_234 投稿日時: 2006/11/29 21:21 投稿番号: [7908 / 73791]
約束の時間は、夜の8時でした。30分ほど前に道場へ行きました。電気は点いておりましたが、誰もおりません。ひととおり柔軟体操と素振りを終えて、時計を見ましたら8時です。道場の奥の戸が開いて、道着姿の○僧3と防具を着けた爺が入ってきました。爺は私をチラリと見ただけで、正座するとすぐに面を着けはじめました。私もあわてて面を着けました。私が面を着けている間、○僧3がこれから行う試合のことを説明してくれました。「三番勝負」とは、三晩にわたるそれぞれ一本勝負で制限時間なしということでした。

爺はあの年齢ですから動作が緩慢に違いない、私はここ一瞬の素早い打ち込みが得意でしたから、爺だからといって特に緊張することはありませんでしたが、まず精神を集中させました。神前とお互いに立礼し、竹刀を脇に抱えて遠間の間合いまで歩み寄り、構えます。蹲踞はしません。私は爺より早く爺の中心に竹刀を構えました。爺はまだ構えませんでしたが、私が構えるとそこで歩みを止めました。爺は私より少し背が高く飄々としていて、圧迫感はまったくありません。私を威圧するような視線もありません。爺もゆっくりと竹刀を構えました。

不思議な構えです。爺の剣先は私の中心ではなく、私の左腿あたりにあって、面ががらあきです。やや下段の変則的な構えでした。私が指導で子供たちに面を打たせるときの構えに似ています。「あっ、面を誘ってる」と思いました。こういう場合は、まず相手の中心を攻めながら一足一刀の間合いに入り、さらに前へ出て攻めて相手が思わず竹刀を上げようとするその瞬間を手首のスナップをきかして鋭く小さく払い落として面、または突きに行くのが定石です。でも、爺にはそんなことぐらいわかっているでしょうから、逆をつくことにしました。私が少し間合いを詰めて気と剣先で中心を攻めてみましたが、爺の竹刀はダラリとしたままです。どこ吹く風という感じです。打ってくる気配すら感じません。上から鋭く払い落として見ましたが、またすう〜っと元の構えに戻ります。もう一度鋭く払いました。そして爺が元の構えに戻るために剣先を上げようとしたその瞬間、前に出ながら爺の竹刀の中程を鋭く小さく払って一気に突き、すかさず面に行きました。でも、私の突きはいなされ、面は空を切り、爺はひょいとすれちがって行きました。すぐに爺が私の背後で、それも近間で構えている気配がしましたから、そのまま小走りに前進して間合いをきりました。振り向けば一本取られてしまう危険な場面です。爺は打ってきませんでした。

○僧4
[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

Yahoo! Japan 掲示板 アーカイヴ

[検索ページ] (中東) (東亜) (捕鯨 / 捕鯨詳細)