国際収支と破綻のスパイラル(下の1)
投稿者: tnakamur4750402 投稿日時: 2006/11/24 13:33 投稿番号: [7426 / 73791]
さて、外貨準備の話に戻りますが、そもそも外貨準備がなぜ必要かと言うと、海外から輸入をしたいからです。
自給自足など不可能な現代では、全ての国が(北朝鮮含めて)海外から輸入を行わなければ成り立たない状況にあります。
その為には、海外から金を借りる(資本収支の黒字)、あるいは自国の余剰生産物を輸出し(経常収支の黒字)、外貨を準備しなければならないわけです。
ここから、経済破綻へのプロセスが導けます。
いわゆる発展途上国で、経常収支の赤字、または資本収支の赤字が継続し、その国の信用が下落し、外貨準備が減少を始めるとどうなるか。
まず、その国に投資していた外資が一斉に資金を引き上げ始めます=投資していた国の通貨を外貨に両替を始めます。
すると、その国で外貨への需要が急増し、ますます外貨が減少を始め、為替相場では外貨の価値が上昇始めます=その国の通貨が下落を始めます。
その国の通貨が下落すると、益々外貨への需要が高まり、両替が進み、外貨準備が減少、益々自国通貨の価値が下がる悪循環に突入します。
結果、外貨準備が尽き、前述したように輸入ができなくなり、かつ通貨が下落しているため、対外債務が極大化するという状況に陥ります。
通常はこの段階で、対外債務の繰り延べ(ロールオーバー)を外資にお願いすることになりますが、大抵は断られて債務不履行(デフォルト)ということになります。
まだ続きます
これは メッセージ 7424 (tnakamur4750402 さん)への返信です.
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