Re: 国際収支と破綻のスパイラル(中no)
投稿者: tnakamur4750402 投稿日時: 2006/11/24 13:31 投稿番号: [7424 / 73791]
中国の場合、経常収支の黒字も大きいのですが、為替対策の為、その黒字を人民元に両替し国内投資に回すことができず、国内投資は相変わらず資本収支の黒字(つまり海外からの投資)に頼っています。
経常収支も資本収支も黒字なんだから、そりゃ外貨準備は増えますけど、日本の状況に比べて極めて脆弱で、歪んだ状況であることがご理解頂けるのではないでしょうか。
中国の場合、競争力の根源を「人民元安」一本に置いており、あらゆる政策をそれを根底に置き実施しています(共産国家らしく、徹底しています)。
ちなみに日本の場合、技術力もそうなのですが、それ以上に海外輸出品を「消費財」ではなく、「生産財」中心にすることに主眼を置いています。
日本の生産財の輸出に対する割合は、実に80%に達しており、消費財と違い為替リスクや価格下落リスクの影響をあまり受けない構成になっています。
だからといって、消費財のグローバルな競合に負けていいということではありませんが。(そもそも消費財の競争力が強いからこそ、生産財のレベルが高くなり、グローバルな競争力がついている為)
ところで、ここで簡単に為替と国際収支の関係について述べますが、簡単に書くと、黒字が多ければ通貨高になり、赤字が多ければ通貨安になります。(まあ、当たり前ですが)
日本の場合、経常収支は莫大ですが、資本収支の赤字(つまり海外への貸付・投資)もまた莫大なため、通貨安(厳密に言うと、通貨高にならない)の状況にあります。
更に続きます
これは メッセージ 7421 (tnakamur4750402 さん)への返信です.
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