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Re: 中国の少数民族支配の欺瞞

投稿者: kirameku9umi 投稿日時: 2009/07/08 14:03 投稿番号: [57862 / 73791]
「漢民族の歴史を中国史」に塗り替える中国共産党の偽史と少数民族支配の欺瞞・・・②

その異民族の歴史と文化の継承してきたに過ぎない中国を中国政府(中国共産党や国民党)はどう見てきたか。

中国共産党の見解は右記の通りである。「伝統的には中華と夷狄は区別されていたとしても、近代国家建設においては、中国という枠組の中に、そこに住む民族はすべて『中華民族』として融合されてきた」と言っている。

だから、漢民族はもとより、チベット民族、モンゴル民族、ウイグル民族やその他少数民族は中華民族の一員だとの主張なのである。

しかし、この論理は支配される少数民族(決して少数ではないが)にしてみれば、それは漢民族(中国共産党や国民党)の身勝手な言い分に過ぎない。

事実、元朝のみならず清朝でもウイグルやモンゴル、チベットは決して中国(支那)の一部ではなかった。支那の統治に関しては、科挙により役人になった者が行政に参加できたが、それ以外の帝国全体の統治システムは満州人(清の民族)の仕事であり、中国人(支那人)は参加できなかった。(その税制も5つの国ではまったく違う制度を設けていた。モンゴル帝国の後継者である清朝では、モンゴル人からは一切税金を取っていない)

また、辛亥革命の基本的理念は、光復革命(野蛮な異民族支配を打倒し、優れた漢民族による異民族支配の確立を目指した革命)の実現であり、孫文でさえ自惚れにすぎないの中華思想から、優秀な漢民族が中国を統治するのが望ましいと述べている。

異民族(モンゴル・チベット・ウイグル)の側からすれば、漢民族が光復革命を掲げて清朝から独立するのであれば、我々も同様に清朝からの独立を目指すことが出来るということになる。

実際、モンゴルはそう宣言し、ソ連の支援のもとに中国共産党の支配から辛くも抜け出すことが出来た。


余談・・・今日のウイグルの悲劇の根源は、孫文の「建国方略」にある。彼は中国の実業振興をうたい文句にモンゴル、ウイグルへの漢民族の殖民を推進し、鉄道網の整備を計画推進した。その目的はウイグル自治区などの鉱物資源の獲得である。

いわく「モンゴル、新疆への殖民は、鉄道計画を補助するものである。移民の数は1千万とし、人口が西北地域へ移し、自然の富源を開発すれば、商業活動の利益があまねく広がって行く」・・・つまり人口の少ない少数民族の地域に漢民族を送り込み、漢化させるという構想だ。

自民党中川氏などが推し進める「移民の1千万人受け入れ計画」の数字と「孫文の移民計画1千万人」の数字が同じと言うのは、何か因縁を感じるものがある。

中国の侵略は・・・漢民族の移民を受け入れる事から始まると言うのは、歴史が証明している。


参考文献・・・「中国の異民族支配」集英社新書
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