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Re: 鉄器先進国・日本

投稿者: rie2376 投稿日時: 2009/06/05 08:56 投稿番号: [56552 / 73791]
たたら製法について、面白いサイトが
あったので、一部紹介を

鉄山秘書に   一に粉鉄(砂鉄)、二に木山
三に元釜土と、たたら操業の重要度を
書いてありますが、木炭は砂鉄に次いで
重要な材料でした

砂鉄が良くても炭が悪ければ鉄は涌かず
砂鉄が多少悪くても炭が良ければ鉄が
涌くとしたものでした

たたらでは炉で鉄を製錬するのに用いる炭を
大炭、鍛冶に用いる炭を小炭といいます

「鉄山秘書」によれば大炭には松、栗   槙
ブナが良く、しで、こぶし、桜は悪く
椎、サルスべリは最悪としています

炭の焼き方は地面を掘り込んだ凹地に
木を積み、火をつけ、燃え尽きんとする時に
柴木、笹や土を打ちかけて蒸し焼きしました

小炭の場合、生木からの歩留は約10%、
大炭の場合は約20%です。

たたらの全盛期には一カ所のたたらで
年平均60回操業しました。消費する
木炭は約810トンで、それだけの量の
木炭を確保するには少なくとも60町歩の
山林が必要でした。

木の成育には約30年かかりますから
鉱山師は一つのたたらで1800町歩
数個のたたらを持てばその倍数の山林を
必要としたのです

鉄山師はもともと大水田地主でしたが
藩有林の占有を許可され、藩の助成のもとに
計画的な山林の伐採、育成を計りました

江戸時代後期において、中国山地が
日本全体の鉄の約90%を生産する
供給基地となったのも、このような背景が
あったからです

ところで、たたら炭の炭焼き担当者を山子
(やまこ)といいます

山子は旦さん(鉄山師)の手配で山を
割り当てられ、炭焼きに専念しました

山子の職は、職に精を出せば相当な儲けに
なったようで、山子で生計をたてられない者は

「穀潰しにして召し抱えるべからず」
とされたものです。

http://www.hitachi-metals.co.jp/tatara/nnp020606.htm

砂鉄から鋼への歩留まりが約30%
生木から大炭が取れる割合が20%

たたらは大量の砂鉄と木材を必要とした

幸い日本は、カナダ、ニュージーランドと
並んで、世界の3大砂鉄産出国だそうで
豊かな森と、大量に取れる砂鉄が
たたら製法を支えていた
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