いよいよ韓国消滅へカウントダウン!

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ユギオII - その87

投稿者: k_g_y_007_naoko 投稿日時: 2009/05/27 22:09 投稿番号: [56207 / 73791]
投稿者:大介&直子

<その87>

中南海には定刻より10分ほど早く着いたが、秘書官という男が2人ゲートで待っていた。案内された部屋はさほど広くはなく、真ん中に幅広の長テーブルがひとつあって、テーブルを囲んでイスが10脚ばかり並べられていた。窓はなかった。三枝は、伝統的な中華風に飾られた部屋をめずらしそうに見回すふりをしながら監視カメラと盗聴器を探したが、監視カメラらしきものはなかった。お茶が用意されていて、それを何口かすすっていると部屋のドアが空き、先程の秘書官の男が恰幅のいい眼鏡の男を丁重に招き入れた。

胡主席であった。続いて温首相も入ってきた。三枝たちは起立して向かえた。
「やあ、海江田さん、お久しぶりですね..」
胡主席が笑顔でテーブル越しに海江田と握手すると、三枝たちをチラッと見た。三枝とカンは目礼した。
「ま、どうぞお座りください..」
胡主席の手招きで三枝たちは座った。胡と温が向かい側に座り、二人の後ろには先程の秘書官の一人が座った。もう一人の秘書官は、どうやらドアの向こうで見張っているようである。

胡は表情こそ笑顔を作っていたが、テーブルに両肘を立て、両手を揉みながら、何やら落ち着かない様子である。
「あまり時間がないのですが、なにしろ突然のことですから..。昨夜、武原首相から電話があって、驚いているところです..」
海江田にそう言うと、眼鏡の奥から三枝とカンに視線を送った。そしてカンに視線を止めると、
「あなたが北朝鮮からの密使、キゴさんですな?」
「はい、そうです。胡閣下、お目にかかれて大変光栄に存じます..」
カンは、流暢な北京語でそう言うと、丁寧に頭を下げた。胡は無言のままカンにしばらく視線を止めていたが、一呼吸すると海江田に視線を移し、
「だいたいお話は武原首相閣下から聞いておりますが、もう一度手短にお話くださいませんかな?」
すると海江田は、
「本人から直接申し上げた方がよろしいでしょう..」
と言って、カンに視線を送った。
「キゴさん、あなたから話してくれませんかな?   私もぜひ聞きたい..」
「私からでよろしいのですか?」
カンはふいを突かれたような顔をした。三枝は、海江田がカンとは綿密な打ち合わせをしていない点を気にしたが、すぐに「これでいい、へたな小細工は禁物だ」と悟った。
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