ユギオII - その86
投稿者: k_g_y_007_naoko 投稿日時: 2009/05/26 22:47 投稿番号: [56165 / 73791]
投稿者:チー
<その86>
「ん?
常識外の動機?」
海江田は怪訝な顔をした。
「はい、我々の常識では考えつかないことが..」
「たとえば?」
「一部、中国人民解放軍の現政権に対するクーデターも考えられます..」
「三枝君、いったい君は何を根拠に言っているのかね?」
海江田は三枝に鋭く詰問した。
「いえ、私の勘です..」
「勘..?」
そのとき、
「海江田様、三枝様のご見識に私も思い当たるふしがあります..」
カンが不意に口を挟んだ。
「ん?」
「海江田様、今、我々同志は命がけでその背後、いえ、黒幕を探っております..」
「ん?」
「我が同志幹部がなぜ南侵に同意したか、なぜ全会一致で可決したか、そこのところを深くお考えくださいますようお願い申し上げます」
そう言って頭を下げたカンを海江田は凝視した。カンには、悲壮感とも、怒りともつかない気迫がみなぎっていた。
<では、失礼いたします>
これは メッセージ 1 (may7idaho さん)への返信です.
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