Re: 日本刀・ネットの文献が全てだと思う浅
投稿者: kirameku9umi 投稿日時: 2009/03/16 10:28 投稿番号: [52240 / 73791]
>実際には中世の戦場ですら、余り刀剣は使用されなかったようだ。
歴史学者・鈴木眞哉は、1467年9月〜1637年2月に掛けて発行された軍忠状(軍功などを証する書類)201点を調べ、負傷原因が明記された1461人から“刀による負傷者”の割合を調査している。その調査結果では、“刀疵”“太刀疵”による負傷者の割合は、わずか3.8%だった。矢疵が最も多く(41.3%)、その後に鉄砲疵(19.6%)、槍疵(17.9%)、石疵(10.3%)と続き、五番目が“刀疵”となる。
出典)「刀と首取り」
鈴木眞哉
平凡社新書
2000年3月
82〜84頁
crazykorean001 さん・・・上記のデータへの蛇足の推考なんですが(というのも、昨日も仕事をしていて、貴方の丁寧な返信に十分答えていなかったように思えますから)
過去にデータを日常的に扱ってきたものとして言えば、データほど良く考えて取り扱わなければならないものはないと言うのが実感です。(どこを基準にして数値をとるのか、あるいは母集団の数は誤差を十分に考えたものか、などなど・・・)
つまり何が言いたいのかと言えば・・・中世では武器の主力が古代と比べて変わってきている。(白刃を交えての白兵戦が多かったであろう古代と火縄銃が主力となりつつあった中世とでは、戦場での日本刀そのものの使用頻度に違いがあるのは当然です)
古代では中世に比べて比較にならないぐらい「刀傷」の割合は格段に多かったでしょうね。(現在なら、日本刀を使っての「刀傷」の割合は、限りなく0に近いことでしょう)
従って、この数値自体から、日本刀の白兵戦における殺傷能力をうんぬんするのであれば、あまり意義はないと思います。(crazykorean001の言うように、このデータから、戦場ではまず弓矢や火縄銃などの飛び道具が、効果的だということは分かりますが・・・)
西南戦争で、西郷隆盛側の兵士による薬丸示現流の抜き身の白兵戦で、政府側に多大な負傷者が出て、急きょ政府側も抜刀隊を編成し効果をあげたということは、御承知のことだと思います。
余談ですが・・・アメリカのFBI(だったと思いますが)での実験では、銃をホルダーに納めた数人の男性とナイフを手にした一人の男性が至近距離で対決したことがあるようです。・・・それによれば、銃を持つ男性達はあわててホルダーから銃を抜くことも出来ず、次々とナイフをもつ一人の男に刺されたそうです。・・・日本刀ならもっと容易かったでしょうね。
血糊で人が切れないなどと言うのは、刀を手にしたことのない作家が頭で考えた絵空事でしょうね。血糊が付こうが油がついていようが、私でも巻き藁ぐらいは、いとも簡単に切れますし。刃抜きの刀身でも首を跳ね、頭蓋骨を断ち割り、鎖骨から肺を両断できます。
これは メッセージ 52155 (crazykorean001 さん)への返信です.
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