Re: 日本刀・ネットの文献が全てだと思う浅
投稿者: crazykorean001 投稿日時: 2009/03/14 23:09 投稿番号: [52155 / 73791]
>>秀吉が朝鮮出兵したとき、寒さで日本刀がよく折れた。炭素量が多いと硬いがモロい。
>面白い話ですね。興味が湧きます。その文献があれば是非教えてください。
炭素含有量が多い鉄の衝撃度に対する温度特性を調べてみなされ。
常温から低温・高温のどちらに行っても衝撃度は落ちて行く。鉄素材を扱う者の常識。
>>実戦では、刀で切ることなどしないで突き刺す道具だったわけですわ。
>鳥羽伏見の戦いなど、幕末の真剣を用いての白兵戦では負傷者は袈裟懸けに切られているようですね。(明治をその剣でたたき出したといわれる示現流などその最たるものですね)
日本刀を用いて斬首や斬殺を行った場合、その後に手入れが必要となる。
血糊が付着したまま放置すれば、血が固まり、刀は全く使い物にならなくなってしまう。
人を斬れば、当然、刃こぼれも生じる。刃筋を乱し、あるいは皮・肉・骨など摩擦の異なる物を切れば、刃がまくれ上がる事もある。
ゆえに、使用後は必ず修復・手入れせねばならぬが、日本刀は、一回の研ぎに10 工程以上(作業工程の分類の仕方によって異なる)掛り、日数にして最低でも十日前後、長くて一ヶ月近く掛かってしまう。人を殺す度に、修復に十日以上も掛ってしまうのであれば、銃剣で刺した方がはるかに効率が良いのだ。
http://resistance333.web.fc2.com/html/nihongun_nihontou.htm
戦場では、刀は切れ味の良い物よりも、丈夫で重量のある物が好まれた。
なぜならば、人は肉や骨をスッパリと断たずとも、皮膚の下の動脈をわずかに切っただけでも死ぬからだ。また、鉄甲をしていても重量のある刀をまともに腕に食らえば戦闘不能となり、頭部に直撃すれば昏倒し、鎖骨に食らえば致命傷となる。
切れ味は重要ではないばかりか、鋭利であれば刃毀れが生じて破損し易い為、初めから刃を潰した“丸刃”も好んで用いられていた。
腰を落として重心を下げた半身立ちで、“脇構え”や“八相構え”を多用する事で、大きく振りかぶる。左半身から右半身へと体を入れ替える事で生じる遠心力を利用し、重要のある太刀を敵に叩き付ける。そして、スキを見ては、甲冑の隙間を切り突きする。
相手が弱れば、組討(素手の戦闘)に持ち込んで、仕留める。
激しく打ち合った為に刀身が曲がれば足で踏んで直し、刀身が折れれば従者に持たせた予備の太刀を用いる。それも折れれば、そこらの林に入って木切れを拾い、それで殴り付ける。
これが、最も実戦的な軍刀術だったのである。
だが、これはあくまで、戦場で刀剣を用いた時の実戦的なスタイルだ。
実際には中世の戦場ですら、余り刀剣は使用されなかったようだ。
歴史学者・鈴木眞哉は、1467年9月〜1637年2月に掛けて発行された軍忠状(軍功などを証する書類)201点を調べ、負傷原因が明記された1461人から“刀による負傷者”の割合を調査している。その調査結果では、“刀疵”“太刀疵”による負傷者の割合は、わずか3.8%だった。矢疵が最も多く(41.3%)、その後に鉄砲疵(19.6%)、槍疵(17.9%)、石疵(10.3%)と続き、五番目が“刀疵”となる。
出典)「刀と首取り」 鈴木眞哉 平凡社新書 2000年3月 82〜84頁
>面白い話ですね。興味が湧きます。その文献があれば是非教えてください。
炭素含有量が多い鉄の衝撃度に対する温度特性を調べてみなされ。
常温から低温・高温のどちらに行っても衝撃度は落ちて行く。鉄素材を扱う者の常識。
>>実戦では、刀で切ることなどしないで突き刺す道具だったわけですわ。
>鳥羽伏見の戦いなど、幕末の真剣を用いての白兵戦では負傷者は袈裟懸けに切られているようですね。(明治をその剣でたたき出したといわれる示現流などその最たるものですね)
日本刀を用いて斬首や斬殺を行った場合、その後に手入れが必要となる。
血糊が付着したまま放置すれば、血が固まり、刀は全く使い物にならなくなってしまう。
人を斬れば、当然、刃こぼれも生じる。刃筋を乱し、あるいは皮・肉・骨など摩擦の異なる物を切れば、刃がまくれ上がる事もある。
ゆえに、使用後は必ず修復・手入れせねばならぬが、日本刀は、一回の研ぎに10 工程以上(作業工程の分類の仕方によって異なる)掛り、日数にして最低でも十日前後、長くて一ヶ月近く掛かってしまう。人を殺す度に、修復に十日以上も掛ってしまうのであれば、銃剣で刺した方がはるかに効率が良いのだ。
http://resistance333.web.fc2.com/html/nihongun_nihontou.htm
戦場では、刀は切れ味の良い物よりも、丈夫で重量のある物が好まれた。
なぜならば、人は肉や骨をスッパリと断たずとも、皮膚の下の動脈をわずかに切っただけでも死ぬからだ。また、鉄甲をしていても重量のある刀をまともに腕に食らえば戦闘不能となり、頭部に直撃すれば昏倒し、鎖骨に食らえば致命傷となる。
切れ味は重要ではないばかりか、鋭利であれば刃毀れが生じて破損し易い為、初めから刃を潰した“丸刃”も好んで用いられていた。
腰を落として重心を下げた半身立ちで、“脇構え”や“八相構え”を多用する事で、大きく振りかぶる。左半身から右半身へと体を入れ替える事で生じる遠心力を利用し、重要のある太刀を敵に叩き付ける。そして、スキを見ては、甲冑の隙間を切り突きする。
相手が弱れば、組討(素手の戦闘)に持ち込んで、仕留める。
激しく打ち合った為に刀身が曲がれば足で踏んで直し、刀身が折れれば従者に持たせた予備の太刀を用いる。それも折れれば、そこらの林に入って木切れを拾い、それで殴り付ける。
これが、最も実戦的な軍刀術だったのである。
だが、これはあくまで、戦場で刀剣を用いた時の実戦的なスタイルだ。
実際には中世の戦場ですら、余り刀剣は使用されなかったようだ。
歴史学者・鈴木眞哉は、1467年9月〜1637年2月に掛けて発行された軍忠状(軍功などを証する書類)201点を調べ、負傷原因が明記された1461人から“刀による負傷者”の割合を調査している。その調査結果では、“刀疵”“太刀疵”による負傷者の割合は、わずか3.8%だった。矢疵が最も多く(41.3%)、その後に鉄砲疵(19.6%)、槍疵(17.9%)、石疵(10.3%)と続き、五番目が“刀疵”となる。
出典)「刀と首取り」 鈴木眞哉 平凡社新書 2000年3月 82〜84頁
これは メッセージ 52143 (kirameku9umi さん)への返信です.