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「ロシアの旅」(6) 朝のロビー

投稿者: k_g_y_007_naoko 投稿日時: 2009/02/08 20:15 投稿番号: [48946 / 73791]
「ロシアの旅」(6) 朝のロビー

窓から朝靄で霞む対岸の街並みを見て、昨夜の不安が一転して、「早く街へ出たい」との衝動にかられました。それで、シャワーと洗面をそそくさにすませると、下のロビーへと急ぎました。

「グッドモーニング、ミス...」という声が後ろでしたので、振り向くとあの険しい顔で私たちのパスポートをチェックしていたおばさんです。今度は一転して結構センスのある、すっきりした服装でした。昨夜、銀髪に見えた髪は薄いブロンドで、きちんと結い上げてあり、うってかわってさわやかな顔をしています。
「朝食は、上のレストランで一時間後ですよ、遅れないでね」
と言って、私に軽く微笑むと、昨夜の部屋へと入って行きました。

ホテルの玄関を出て、外のすがすがしい空気を胸いっぱい吸っていましたら、腰に拳銃を付けた制服の男が2人、私のところに来て何やらロシア語で話しかけてきました。昨夜ロビーで見た警察官だと思い、「ロシア語はわかりません」と英語で答えたら、ひとりが帽子をとって、今度はたどたどしい英語で「グッドモーニング、レディ」といいました。シャイな顔です。

よく見たら、何と彼は昨夜のバーで私に鋭い視線を投げかけていた人でした。「どこへ行くのか?」と訊くので、「街を見に行きたい」と言いますと、「もうすぐしたら交代だから案内する」と言います。私はあっけにとられました。警察官がどうして?   私のような高校生に?   日本では考えられないこと。その上、はやく街へ出たい衝動にかられても、私には爺の予定がまったくわかりません。そう伝えても、その警察官はロビーで待っているからの一点ばりでした。すごく失礼で強引だと思いましたが、悪い気はしませんでした。

「私の英語が通じないのかしら?」とも思いました。でも、私は小学校5年のときから東南アジアから転校してきた子と親友になり、中学・高校も一緒で、その子から英語を習い、アメリカ人の英語の先生からもほめられていましたから、通じないことは彼に問題があると考えました。昨夜は、緊張していてよくわかりませんでしたけど、こう見ると、ブロンドの髪にブルーの瞳、とてもハンサムで、背が高く、がっしりとした二十歳ぐらいのお兄さんのような人です。

どうしようと思って部屋に戻ると、爺は洗面の最中でした。このことを爺に話しましたら、少し考えてから、「そうか、私は用事があるから、朝食をすませたら出かけてきなさい。昼には戻りなさい」と、あっさり許可してくれます。日頃から、私の男友達には口うるさい爺のこの言葉はまったく意外でした。

さっそく下のロビーへ戻りますと、彼はあのおばさんと何やら話している最中です。「あっ、あのおばさんと知り合いなんだ...」、でもよく考えると、同じホテルで勤務しているのなら当然かなとも思いました。おばさんが最初に私に気づいて彼をうながすと、彼は私の方に振り向いて笑みを浮かべ、「許可をもらったから、君を案内したいから、いいかい?」と聞きました。「朝食が終わったら...」と言うと、「じゃあ、ここで待っているから」と言いました。おばさんも彼の背後から笑顔でウインクを送ってきました。

一気に心がはずむのを覚えました。

<後日に続きます>

直子


ではこれで終わります。チー^^
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