韓国の外貨準備高は十分なのか
投稿者: okasaki131 投稿日時: 2008/10/01 10:12 投稿番号: [40428 / 73791]
米金融危機:韓国の外貨準備高は十分なのか
韓国政府は連日、外国為替市場に実弾(ドル)を撃ち込んでいる。先週末は100億ドル(約1兆600億円)を外貨資金市場に投入すると発表、29日にはレートが1ドル=1200ウォン台までウォン安が進むと、約20億ドル(約2120億円)と推定されるドル売りをした。8月末現在、韓国の外貨準備高は2432億ドル(約25兆8200億円)で、昨年末に比べ190億ドル(約2兆170億円)減った。にもかかわらず、姜万洙(カン・マンス)企画財政部長官は30日、「必要なだけ外貨準備高を放出する」と宣言した。外貨流動性防御の最後のとりでである外貨準備高は、果たして大丈夫なのだろうか。
◆IMFの「安全確信基準」満たす
外貨準備高についてはさまざまな基準があるが、国際通貨基金(IMF)では、ある国の外貨準備高が流動外債(1年以内に償還満期が来る債務)より多い場合、「安全を確信する」と規定している。韓国銀行関係筋は「IMF内部の基準でこの程度なら外債問題においては最も安全だという意味」と話す。
今年6月末現在の流動外債は2223億ドル(約23兆6000億円)だ。外貨準備高で流動外債を償還したら、約200億ドル(約2兆1200億円)残る。このところの世界金融不安で長期資金を借り入れられない銀行が短期資金を主に持ち込んだことを考慮すれば、既に流動外債が外貨準備高を上回っている可能性もある。
ある証券会社のK研究員は「流動外債より外貨準備高が少なくなれば、不安心理を利用し、外国人投機筋による外貨投機が始まるかもしれない」と語った。姜万洙長官が発言したような、市場介入のための思い切ったドル放出ができないのはこのためだ。
また、これまでとは違い、外国為替市場の規制がほぼなくなり、外国人投資家の資本回収だけでなく、韓国人の資本脱出まで考慮しなければならない。現代経済研究院のパク・トクペ研究員は「表面的な数値だけを比較するのではなく、制度が変わったことも念頭に置くべき」と話す。
もちろん、2200億ドル(約23兆3550億円)を上回る外債を一度に償還しなければならなくなる、という極端な状況に陥る可能性は少ない。それに、流動外債の中には海外金融機関が韓国内の支店に融資した資金も含まれており、実際に償還すべき額はもっと少ない。1997年のアジア通貨危機では流動外債が外貨準備高の10倍に達し、今の状況とは比べものにならなかった。
◆外貨準備高減少自体が不安材料
もう一つの問題は、外貨準備高の減少自体が市場に打撃を与えるということだ。既に外国為替市場では外貨準備高が減り、積極的な市場介入がないものとみて、ドルの仮需要が集中している。
これまで韓国政府は積極的な市場介入を行ってきたが、外国為替市場は一向に安定しなかった。「ウォン安ドル高→市場介入→外貨準備高減少確認→ウォン安ドル高→市場介入」という悪循環が続いているのだ。
NH先物のイ・ジヌ部長は「現在の状況は危機的なため、外貨準備高を使うこと自体には反対しない」としながらも「ただ、外貨準備高が20‐30%も急減すれば、市場はドルが枯渇したとしてショックを受けるかもしれない」と話している。
http://www.chosunonline.com/article/20081001000027
韓国政府は連日、外国為替市場に実弾(ドル)を撃ち込んでいる。先週末は100億ドル(約1兆600億円)を外貨資金市場に投入すると発表、29日にはレートが1ドル=1200ウォン台までウォン安が進むと、約20億ドル(約2120億円)と推定されるドル売りをした。8月末現在、韓国の外貨準備高は2432億ドル(約25兆8200億円)で、昨年末に比べ190億ドル(約2兆170億円)減った。にもかかわらず、姜万洙(カン・マンス)企画財政部長官は30日、「必要なだけ外貨準備高を放出する」と宣言した。外貨流動性防御の最後のとりでである外貨準備高は、果たして大丈夫なのだろうか。
◆IMFの「安全確信基準」満たす
外貨準備高についてはさまざまな基準があるが、国際通貨基金(IMF)では、ある国の外貨準備高が流動外債(1年以内に償還満期が来る債務)より多い場合、「安全を確信する」と規定している。韓国銀行関係筋は「IMF内部の基準でこの程度なら外債問題においては最も安全だという意味」と話す。
今年6月末現在の流動外債は2223億ドル(約23兆6000億円)だ。外貨準備高で流動外債を償還したら、約200億ドル(約2兆1200億円)残る。このところの世界金融不安で長期資金を借り入れられない銀行が短期資金を主に持ち込んだことを考慮すれば、既に流動外債が外貨準備高を上回っている可能性もある。
ある証券会社のK研究員は「流動外債より外貨準備高が少なくなれば、不安心理を利用し、外国人投機筋による外貨投機が始まるかもしれない」と語った。姜万洙長官が発言したような、市場介入のための思い切ったドル放出ができないのはこのためだ。
また、これまでとは違い、外国為替市場の規制がほぼなくなり、外国人投資家の資本回収だけでなく、韓国人の資本脱出まで考慮しなければならない。現代経済研究院のパク・トクペ研究員は「表面的な数値だけを比較するのではなく、制度が変わったことも念頭に置くべき」と話す。
もちろん、2200億ドル(約23兆3550億円)を上回る外債を一度に償還しなければならなくなる、という極端な状況に陥る可能性は少ない。それに、流動外債の中には海外金融機関が韓国内の支店に融資した資金も含まれており、実際に償還すべき額はもっと少ない。1997年のアジア通貨危機では流動外債が外貨準備高の10倍に達し、今の状況とは比べものにならなかった。
◆外貨準備高減少自体が不安材料
もう一つの問題は、外貨準備高の減少自体が市場に打撃を与えるということだ。既に外国為替市場では外貨準備高が減り、積極的な市場介入がないものとみて、ドルの仮需要が集中している。
これまで韓国政府は積極的な市場介入を行ってきたが、外国為替市場は一向に安定しなかった。「ウォン安ドル高→市場介入→外貨準備高減少確認→ウォン安ドル高→市場介入」という悪循環が続いているのだ。
NH先物のイ・ジヌ部長は「現在の状況は危機的なため、外貨準備高を使うこと自体には反対しない」としながらも「ただ、外貨準備高が20‐30%も急減すれば、市場はドルが枯渇したとしてショックを受けるかもしれない」と話している。
http://www.chosunonline.com/article/20081001000027
これは メッセージ 1 (may7idaho さん)への返信です.