韓国メディアの重要性 RMBの恐怖
投稿者: siodometaiwan1028 投稿日時: 2008/09/12 09:26 投稿番号: [39207 / 73791]
uberzeitgeistさん、御教示有り難く拝読いたしました。
私自身は、北東アジア情勢については個人的思い入れもあり、日台中韓の文脈で見てしまいます。また、その基本認識の中核にあるのが台湾有事であり、中共の海洋覇権構想です。従って北朝鮮有事を萌芽とする半島情勢の変化についても現胡錦涛指導部がいうところの「平和台頭」「微笑外交」を、根本では信用しておりません。
御指摘の通り、六カ国協議議長国の責任の中で核管理を名目にした軍事侵攻は国際社会に対して説得力を持ち、この点で反対する国は周辺国も含めて無いだろう事は共通の認識です。提起された「出口戦略」ですが、これはこの時に中国が置かれた経済状況次第かとも思います。既に国際的バブル大崩壊が取りざたされており、中国においても、最も開放改革が進行した広東省はじめ華南地区の不動産株式が暴落しているのは当然のことと解釈しております。中国における経済混乱がドラスチックに進行した状況と北朝鮮有事がリンクされた場合においては「強勢中国」に結集した中華民族主義を利用するしか政権維持の方途なく、意図的に①を選択することを排除できません。
さて、北朝鮮政権と経済はその時点で既に崩壊していますから出口戦略はともあれ、北朝鮮通貨は有事以降、中共の侵攻に伴いRMB=人民幣に取って代わられるのではないかと思います。いや、それ以外に交換価値がある通貨が存在しませんし、通貨保証をするような余裕のある国もありません。一国二制度の香港においては既にHK$とRMBの力関係が逆転しており民主主義の生き残り云々より、考えようではこちらの方が遙かに衝撃的でした。
韓国はこのRMBと直接的に対峙することになりますが、中共が国際社会との対立を覚悟してでも領土拡大や経済圏の拡大を通じて国内支配を確保しなければならない立場であれば、これまた金融危機渦中の韓国に対する「RMB」の流通による取り込み戦略が予想されます。方や韓国においても国際的経済後退の中で十分な資金調達や支援を受けることが困難となっており、万一デフォルト宣言してもIMFが救いの手を差し伸べる確信はなく、又、IMFが作成する支援スキームが単独では十分な実効力を確保できない事も前回で証明されているのではないでしょうか。
保守理念無き成長原理主義者(成長強迫症)たる李明博が、韓国のインフレに危機感が無く抑制手段をとらず、任期内のばらまき政策公表で「来年末には経済が良くなる」と半分寝ている状況ですが、事態の進行とともに「戦略的共助関係」にある中国の「実利的」囁きに抵抗できるでしょうか。RMBを武器にした対韓戦術は山ほどあるように思います。日米離反、対中接近、中華経済圏入りは既定路線のように思えてなりません。
長文失礼
これは メッセージ 39184 (uberzeitgeist さん)への返信です.
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