ノモンハン勝ったのはどっちか?
投稿者: superdreadnote 投稿日時: 2007/04/24 23:54 投稿番号: [16596 / 73791]
ノモンハンで実際勝ったのはどっちか?
戦闘でどっちが勝ったか、判定は実は微妙な場合がある。
一般には、損害の少ない方の勝ち、または戦場を離脱した方の負け、
とされる。
しかし、こんなに簡単なものではない。
珊瑚海海戦を例に取ると、この海戦では、日本側は軽空母一隻沈没、
正規空母翔鶴少破。
米側は、大型空母レキンシトン沈没、正規空母ヨークタウン中破。
損害は米軍が大きい。しかも戦場を離脱したのも米軍であった。
しかし、一般に戦術的には日本の勝ち、戦略的には米軍の勝ちとされる。
これは何故か?
日本軍はニューギニアのポートモレスビー攻略を目指していた。
米軍はこれを阻止したのである。したがって、損害が大きくても
米軍は目的を達したのである。
クラウゼヴィッチによると、「目的を達した方の勝ち」である。
上を参考にして↓を読んで欲しい。
>日本では辻政信らがノモンハン戦で日本は負けていなかったと唱えていた。本当は勝てたはずだったのだが、東京から制止されたために負けたことにされてしまったとするものである。しかし、実際には関東軍は、近代戦の主力となる戦車・重砲・航空機に重大な損失を被っており、とてもこれ以上の戦闘継続などできる状態ではなかった。
1990年代以降、ソ連軍の損害が明らかになると、一部の論者の中に日本の大勝利という説を唱える者も現れた。その中には、ソ連側の物的損害を航空機1600機以上、戦車約800台とする極端な主張も一部に見られるが、これは日本側の主張する「戦果」をつなぎ合わせたものに過ぎず、ソ連軍がこの戦いに投入した兵力は航空機約550機、戦車約5-600台と推定されていることからみて、あり得ない数字である。一方、日本軍大勝利説ほど極端ではないが、互いの損害が拮抗している(ただし日本側の公式発表数字が事実だとして)ことと、一部日本側が占領地を奪回した場面もあることから、両軍の引き分けと見る向きもある。
確かに、前線の日本軍将兵の戦いぶりが非常に勇敢であったことは、ソ連側の損害が明らかになる以前から知られていたし、ジューコフも前線の日本軍将兵の優秀さを認めていた。しかし、戦争の勝敗は損害の量の多寡によって決まるわけではない。互いの主張する国境線を巡って戦われた戦争で、日本軍は日本側の主張する国境線から、南部地域を除いてソ連側の主張する国境線まで押し出されて停戦したのだから、戦争目的を達成したソ連が、達成できなかった日本に勝利したと見るのが妥当であろう。そもそも、大勝利説は日本軍自身すら信じていなかったので、関東軍首脳が更迭されている。
これは メッセージ 16590 (superdreadnote さん)への返信です.
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