ロイターが韓国不動産バブル発生を報道
投稿者: nanakado7 投稿日時: 2006/12/26 18:52 投稿番号: [10126 / 73791]
ついにロイターが韓国には不動産バブルが発生していると断定的に報じました。
急騰する不動産価格、度重なる金利引き上げにも係わらずマネーサプライが高い伸び率、外貨建てローンの拡大、韓国の金融機関による短期借入れの急拡大、とネタが満載です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061226-00000035-reu-bus_all
韓国の不動産バブルとウォン高、背後にドルや円建て借り入れ
12月26日17時33分配信
[東京 26日 ロイター] 韓国の不動産市場でバブルが発生し、為替市場では韓国ウォンがこのところ弱含みの日本円と完全にデカップリングし、9年ぶりの高値圏にある。背景には、日銀の超金融緩和政策によって膨らんだ円建てなど、金融機関による外貨建て借り入れがある。
<急騰する韓国の不動産価格>
首都ソウルのマンション価格は、今年7月に政府が不動産保有税の徴収を厳格化したことで、いったん落ち着いたものの、10月には価格上昇が再燃し前月比(年率換算)で20%の上昇となった。さらに11月には同100%上昇し、バブル発生との見方が有力だ。
秋以降の不動産価格高騰について、野村証券金融経済研究所のシニアエコノミスト、佐野鉄司氏は「10月に北朝鮮の核実験表明があり、韓国のサンシャイン・ポリシーが裏切られた格好になった。退任までの1年余りの間に外交政策で得点を稼ぎたい盧武鉉大統領は、国内政策運営については集中力を欠くと市場は読んでおり、これまでの政府の価格抑制策には反応薄なのだろう」と語る。
韓国政府は先月15日、現政権下では昨年8月以降3度目となる不動産価格抑制策を発表。同抑制策は住宅供給の拡大や住宅担保貸し出しの規制を柱とするが、実効性は不確かだ。
<増える外貨建て融資と外資取り入れ>
金融政策をみると、韓国は昨年10月から今年8月まで5回利上げを実施。政策金利である翌日物金利は過去5年間で最も高い4.50%となった。しかし、10月のマネーサプライの伸び率は前年比10.2%となり、過去3年半で最高の伸びを記録した。
マネーサプライの高い伸び率や不動産価格高騰の背景には、堅調に推移する家計向けモーゲージローンがあるが、特に目を引くのが外貨建てローンの趨勢(すうせい)だ。
外貨建てローンは1−3月期24.4兆ウォン(前年比7.9%増)、4─6月期30.6兆ウォン(同31.2%増)、7─9月期35.0兆ウォン(同49.4%増)と雪だるま式に拡大している。これに対して同期間のウォン建てローンの伸び率は7.7%─11.4%にとどまる。
国際収支統計をみると、韓国の金融機関による短期借入れが1−9月で434億ドルに達しており、昨年1年間実績(47億ドル)の9倍以上に膨れ上がっている。
<監督当局は外貨建てローンとウォン高の関係を調査へ>
外貨建てローンの高い伸びはウォン高との関係で監督当局の目にとまっている。
韓国銀行(中央銀行)の李光周・国際局長は20日、ウォン高が外貨建て融資の増加に関連していると見られることから、金融監督当局と共同調査を実施する意向を明らかにした。
「借り入れ外資で外貨建てローンを組んで住宅購入者に貸し出している可能性が考えられる。低金利の円を借り入れるケースが多いと思うが、金利の高いドルを借りても、ウォン高が続けば結果的に低コストの借り入れが可能だ」と野村証券の佐野氏は言う。
韓国は2009年にウォンの国際化と資本市場の自由化を計画しており「これが実現すれば、金利と為替市場でアービトラージ(裁定取引)が成り立つので、日韓の金利差からウォン高/円安は続くとの予測がいっそう現実味を増し、円を借りるインセンティブは強まる」と佐野氏は分析する。
韓国金融機関の外貨建てローン増加の背景には、金利の低い円を借り入れるキャリートレードとも言える取引やドル建て借り入れなどクロスボーダーの資金の取り込みがあり、ローンを借りた人がウォンに転換することから、ウォン高は進行する。
今月7日には、1ドル=913.6ウォンまでウォン高が進み、アジア通貨危機が起きた1997年以来の高値を記録した。対円でも25日に1円=7.8072ウォンとなり、同じく9年ぶりの高値を更新した。
(2)につづく
急騰する不動産価格、度重なる金利引き上げにも係わらずマネーサプライが高い伸び率、外貨建てローンの拡大、韓国の金融機関による短期借入れの急拡大、とネタが満載です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061226-00000035-reu-bus_all
韓国の不動産バブルとウォン高、背後にドルや円建て借り入れ
12月26日17時33分配信
[東京 26日 ロイター] 韓国の不動産市場でバブルが発生し、為替市場では韓国ウォンがこのところ弱含みの日本円と完全にデカップリングし、9年ぶりの高値圏にある。背景には、日銀の超金融緩和政策によって膨らんだ円建てなど、金融機関による外貨建て借り入れがある。
<急騰する韓国の不動産価格>
首都ソウルのマンション価格は、今年7月に政府が不動産保有税の徴収を厳格化したことで、いったん落ち着いたものの、10月には価格上昇が再燃し前月比(年率換算)で20%の上昇となった。さらに11月には同100%上昇し、バブル発生との見方が有力だ。
秋以降の不動産価格高騰について、野村証券金融経済研究所のシニアエコノミスト、佐野鉄司氏は「10月に北朝鮮の核実験表明があり、韓国のサンシャイン・ポリシーが裏切られた格好になった。退任までの1年余りの間に外交政策で得点を稼ぎたい盧武鉉大統領は、国内政策運営については集中力を欠くと市場は読んでおり、これまでの政府の価格抑制策には反応薄なのだろう」と語る。
韓国政府は先月15日、現政権下では昨年8月以降3度目となる不動産価格抑制策を発表。同抑制策は住宅供給の拡大や住宅担保貸し出しの規制を柱とするが、実効性は不確かだ。
<増える外貨建て融資と外資取り入れ>
金融政策をみると、韓国は昨年10月から今年8月まで5回利上げを実施。政策金利である翌日物金利は過去5年間で最も高い4.50%となった。しかし、10月のマネーサプライの伸び率は前年比10.2%となり、過去3年半で最高の伸びを記録した。
マネーサプライの高い伸び率や不動産価格高騰の背景には、堅調に推移する家計向けモーゲージローンがあるが、特に目を引くのが外貨建てローンの趨勢(すうせい)だ。
外貨建てローンは1−3月期24.4兆ウォン(前年比7.9%増)、4─6月期30.6兆ウォン(同31.2%増)、7─9月期35.0兆ウォン(同49.4%増)と雪だるま式に拡大している。これに対して同期間のウォン建てローンの伸び率は7.7%─11.4%にとどまる。
国際収支統計をみると、韓国の金融機関による短期借入れが1−9月で434億ドルに達しており、昨年1年間実績(47億ドル)の9倍以上に膨れ上がっている。
<監督当局は外貨建てローンとウォン高の関係を調査へ>
外貨建てローンの高い伸びはウォン高との関係で監督当局の目にとまっている。
韓国銀行(中央銀行)の李光周・国際局長は20日、ウォン高が外貨建て融資の増加に関連していると見られることから、金融監督当局と共同調査を実施する意向を明らかにした。
「借り入れ外資で外貨建てローンを組んで住宅購入者に貸し出している可能性が考えられる。低金利の円を借り入れるケースが多いと思うが、金利の高いドルを借りても、ウォン高が続けば結果的に低コストの借り入れが可能だ」と野村証券の佐野氏は言う。
韓国は2009年にウォンの国際化と資本市場の自由化を計画しており「これが実現すれば、金利と為替市場でアービトラージ(裁定取引)が成り立つので、日韓の金利差からウォン高/円安は続くとの予測がいっそう現実味を増し、円を借りるインセンティブは強まる」と佐野氏は分析する。
韓国金融機関の外貨建てローン増加の背景には、金利の低い円を借り入れるキャリートレードとも言える取引やドル建て借り入れなどクロスボーダーの資金の取り込みがあり、ローンを借りた人がウォンに転換することから、ウォン高は進行する。
今月7日には、1ドル=913.6ウォンまでウォン高が進み、アジア通貨危機が起きた1997年以来の高値を記録した。対円でも25日に1円=7.8072ウォンとなり、同じく9年ぶりの高値を更新した。
(2)につづく