★★★日本のヒーロー・ヒロイン★★★

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Re: ★★★日本のヒーロー・ヒロイン★★★

投稿者: rie2376 投稿日時: 2009/04/05 09:02 投稿番号: [56 / 65]
此度こそ、小谷の二の舞は繰り返すまい

お市は心を定め、勝家の再三の脱出要請にも
関わらず夫と共に火を放ち、自害して果てる

最愛の母を亡くした   茶々、於初(おはつ)
於江(おごう)の三人姉妹

北ノ庄落城の折、姉妹はお市から厳しい
言付を受けていたのである

そなた達、この母亡き後は利家殿を頼るが
よい、かの御仁は温厚にして誠実

けっしてそなた達を、悲しませるような
事はあるまい

ただし、秀吉だけには弱みを見みせるでない
よいな、分かりましたな

しかし運命の皮肉か、長女お茶々は秀吉の
側室となった、秀吉にしてみれば望んでも
手が届かなかったお市の方の面影を、娘茶々に
見ていたのかも知れない

秀吉の側室となり、世継ぎ秀頼が産まれるに
至って茶々、いや淀君は豊臣家の中に
どっぷりと浸かっていった

一方次女於初は   淀の斡旋により京極高次の
元へ輿入れし、小浜城にて平穏な生活を
送っていた

やがて高次が亡くなると出家して、常高院と
名乗る

三女於江(おごう)は徳川秀忠の元に嫁ぐ
恐らく秀吉の政略的な考えだったろう

於江に限らず、政略結婚は戦国の世の常であった

時は下って大阪夏の陣の折リ、内堀まで
埋められた大阪城は裸同然であった、この時
姉淀君を案じる、姉妹の必死の工作が行われた

常高院は、徳川方、豊臣方を何度も往来し
合戦の中止を訴える

妹於江の方も徳川の意を汲み、淀君の説得に
当たる

三姉妹が揃って大阪城で何を話したのだろうか
遠い小谷の思い出か、それとも今は亡き母
お市の事か

やがては敵味方になる淀と於江、中に立ち
苦悩する常高院

淀君と妹達、最後に常高院が大阪城を後に
したのは落城の一日前のことであった

慶長二十年五月八日、難攻不落を誇った
大阪城は無情にも落城、秀頼と淀君も共に
自刀して果てる

秀吉が夢に描いた天下無双の大阪城
ここに豊臣家は完全に滅亡し、徳川の天下と
なったのである

後に三代将軍家光の生母として、権勢をふるう
於江の方を、常高院は度々江戸城に訪ね
昔話に花を咲かせたと言う

この時ばかりは、流石に恐い物はない
於江の方も

あね様、あね様と

昔のあどけない娘の頃に帰ったそうである
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