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トム&ジェリー

投稿者: perspectiveworld 投稿日時: 2003/06/25 01:39 投稿番号: [1844 / 8733]
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ジェリーが大人になった頃、トムはもうこの世にいませんでした。
トムは自分の命の終わりが近いのを知り、こっそりジェリーの前から姿を消したのです。
ジェリーの前で、弱って涙もろくなった自分を見せたくなかったのです。
トムはジェリーの心の中では、ずっと喧嘩相手として生き続けたかったのです。
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トムがいなくなったのに気づいても、ジェリーは悲しみはしませんでしたが、
なんか退屈になっちゃうなと思いました。トムとの喧嘩は最高にスリルのあるゲームでしたから。
胸の奥が不思議にチクチクするのですが、それが何なのかジェリーにはわかりませんでした。
そしてトムの願い通り、ジェリーの心の中ではトムはいつまでも仲の悪い喧嘩相手のままでした。
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そんなある日、ジェリーの前に一匹の猫が現れました。トムよりのろまで体も小さい猫です。
喧嘩相手のトムがいなくなって寂しかったジェリーは、今度はこの猫を 喧嘩相手にしようと考えました。
そこでジェリーは、穴のあいた三角チーズが仕掛けられたねずみ取りを利用して、
その猫に罠をかけることにしました。そう、いつもトムにしていたように・・・。
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ジェリーは物陰に隠れて、猫がねずみ取りの罠に近づくのを待っていました。
そして思惑通り猫が罠に向かって近づいて来ます。ジェリーはしめしめと思いました。
いつものように自分がねずみ取りにひっかかるフリをして、逆に猫をねずみ取りにかけてやるんだ・・・
手か尻尾を罠に挟んだ猫が飛び上がる姿を頭に浮かべて、ジェリーは愉快です。
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でも、その猫はトムではありません。
猫はチーズの近くまで来たとき、ジェリーが出てくるより早くねずみ(ジェリー)の匂いに気づき、
目にも止まらぬ速さで隠れていたジェリーに襲いかかってきました。
ジェリーはいつもトムから逃げていたように逃げましたが、
「トムよりのろまなはず」の猫にすぐに追いつかれてしまい、体をガブリと噛まれました。
ジェリーも噛みつき返しましたが、トムより体が小さいにもかかわらず、この猫は平気です。
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血まみれのジェリーは薄れ行く意識の中で、本当はネズミが猫と喧嘩して勝てるわけがない事、
いつもトムはジェリーに「してやられた」ふりをして、わざとジェリーを捕まえないでいた事を、
いま初めて知ったのです。喧嘩ばかりしていたトムの大きな優しさと友情に気づいたのです。
そして、トムがいなくなった時の、胸の奥のチクチクの正体にも気づきました。
それは、かけがえのない友を無くした悲しみだったのです。
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ジェリーの魂が体を抜けた時、空の上には優しく微笑み、ジェリーを待っているトムがいました。
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「ウフフ、また一緒に喧嘩ができるね」
「望むところさ、今度こそ捕まえてやるぞ。アハハ」
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僕が小さい頃放送されていた、米国のTVアニメ 「トム&ジェリー」。
テレビの前で、猫とネズミが喧嘩するのを観てよく笑っていたものでした。
先の話は、最近偶然ネットで見かけたもので、誰かが作ったパロディーだと思いますが、
なんと言うかその、悲しくて切ないけど、ちょっとイイ話で・・・。
・・・きっと世界中でもっとも「平和」を望んでいるのは、この話のジェリーのように、
今まさに争いの中で命を失おうとしている人々なのだろう。
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