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太平洋戦争と神風特攻隊

投稿者: light_cavalryman 投稿日時: 2005/05/02 02:26 投稿番号: [9451 / 17759]
第二次世界大戦の独ソ戦で、転換点となったのはスターリングラードの戦いに
おけるナチスドイツ軍の敗北である(1943年1月31日フリードリヒ・パウルス
元帥率いるドイツ第6軍と枢軸国軍の生き残り9万人が降伏)。同様にして、太
平洋戦争の転換点となったのは、1942年6月5日〜7日のミッドウェー海戦であ
る。日本海軍は、主要空母4隻を失った。これ以後、この損失を埋めることが
できず、敗戦の一途をたどる。

日本の敗戦を決定的にしたのは、1944年6月19日〜20日のマリアナ沖海戦と言
われている。日本海軍が大好きな決戦主義で臨んだらしいが、大敗を喫した。
軍令部・司令部が米軍進撃目標を誤って判断したこと、南太平洋の戦闘で熟練
パイロットをかなり失っていたこと、レーダーをすでに米軍が開発し、実用化
していたこと、VT信管が開発され、米軍の対空砲の威力が飛躍的に増大した
ことなどにより、日本軍にとっては信じられないような敗北であった。

日本側の参謀は、大敗の一報を受け取ると、がっくり肩を落とし、何時間も座
ったきり立てなかったとのこと。つまり、この敗戦が意味することをよく知っ
ていた。もはやこの戦争に、勝ち目がまるっきりないことが明確になったのだ。
これ以後1年以上にわたり戦争が続いたのだが、それは、いわば、語弊がある
かもしれないが、「敗戦処理」もしくは「消化試合」のようなものなのだ。

結果が分かってしまった以上、できるだけ早く終わらせることが賢明なのであ
るが、それが日本には出来なかった。そもそも戦争を始めてしまったことが誤
りであったが、敗戦が確定してからも戦争を続けて被害を甚大にするという誤
りをさらに重ねて犯した。この経過に日本および日本人の致命的な欠点がのぞ
いている。

レイテ沖海戦(1944年10月)は、日本海軍最後の軍事行動らしい軍事行動であ
ったらしい。もはや、戦局は動かしがたいものなので、少しでも敵にダメージ
を与えて敵を足止めさせようという、かなり無理のあるやけっぱちの作戦計画
であったようだ。このとき初めて「神風特攻」が行なわれた。

最初の「神風(しんぷう)特攻隊」である「敷島隊」の隊長、関 行男大尉は、
「ぼくのような優秀なパイロットを殺すなんて、日本もおしまいだよ。やらせ
てくれるなら、ぼくは体当たりしなくとも500キロ爆弾を空母の飛行甲板に
命中させて帰ることができる」という言葉を遺しているらしい。

http://www.geocities.jp/kamikazes_site/saisho_no_tokko/seki/sekitaii.html


アメリカが、ゼロ戦より優秀な戦闘機グラマン・ヘルキャットを開発するとき、
念頭においていたのは、パイロットの命を大切にすることであったとのこと。
操縦席の装甲をかなりしっかりしたものにした。したがって機体が重くなるが、
それでもゼロ戦の旋回に負けない能力を持たせるために、超強力なエンジンの
開発を心がけたとのこと。

アメリカは、パイロットの養成にコストがかかることを認識していた。

日本でも、熟練パイロットの不足は問題になったが、真珠湾攻撃の英雄、源田
実が精神主義的な発言をして、パイロットの命を大切にする戦闘機の開発がさ
たやみになってしまったとか…。

特攻攻撃は、最初予期していなかった米軍に対して多少の効果はあったようだ
が、英雄視される覚悟や凄惨さの割りには、効果はほとんどあがってなかった
とのこと。

米軍が、日本本土の決戦を嫌ったのは、特攻攻撃に怖気づいたのではなく、硫
黄島や沖縄での陸上戦闘で、多大の損害をこうむったからだろう。

http://homepage1.nifty.com/SENSHI/book/objection/6kamikaze_h.htm


“特攻”については、この戦法の提唱者の一人である大西中将自身も、その効
果を限定的なものと思っていたようだ。

それなら、なぜ、実戦的効果のほどの疑わしい特攻作戦を続けたのだろうか?
それは、日本人特有の“美学”なのかもしれない。「武士道とは死ぬことと
見つけたり」とか滅私奉公などが好きな日本人のマスターベーションではなか
ろうか? それから、もっと重大なことは、戦争を遂行している連中の戦争プ
ロパガンダとして重要な役割を持っているのだろう。

つまり、華々しく散るということは、戦意高揚につながるのだろう。もっとも、
日本という得意な文化的精神的土壌の中で有効なのだろうが…。
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