イラク民族主義
投稿者: light_cavalryman 投稿日時: 2004/06/07 01:11 投稿番号: [6660 / 17759]
http://www.diplo.jp/articles04/0405.html
シーア派とスンニ派を結束させるイラク民族主義
フアン・コール(Juan Cole)
ミシガン大学 近代中東史学教授
訳・佐藤健彦
(以下一部抜粋)
◆イラクは民族意識が低く、シーア派アラブ人の南部、スンニ派アラブ人の中部、クルド人の北部の三つに割れていると思い込んでいた人々は、イラクの民族意識の強さを示す多くの証拠を見落としていた。
◆アメリカ政府は、イラクへの駐留を「国造り」の実践であると考えていた。この計画は、きわめて皮肉なことに、アメリカを追放するという目的に向けてイラク人が結集することによって成功するかもしれない。19世紀にオスマン帝国のアブドゥル・ハミト二世や宗教改革者のサイイド・ジャマール・アッディーン・アル・アフガーニーが汎アラブ主義、つまりヨーロッパの帝国主義に対抗するためのシーア派とスンニ派の連合を唱えて以来、こうした構想は常に失敗に終わってきた。それが今になって、アメリカという超大国の手によって、夢から現実に変わりつつあるようだ。
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