死刑は国にとって一番安上がり・・
投稿者: dorawasabi5001 投稿日時: 2008/08/04 00:37 投稿番号: [15734 / 17759]
犯罪者の自己責任で終結させ、国の不備から目をそらさせる。
★熱狂は人間を狼に変えてしまう
「死刑判決」を私なりに考える(最終回)宮崎 節子(2008-06-26 05:00)
・・
4月なかば、放送倫理・番組向上機構の放送倫理検証委員会は、
「光市母子殺害事件の差し戻し控訴審をめぐるテレビ報道の多くは、
感情的で、公正性・正確性・公平性に著しく欠ける。視聴者の知る権利を大きく阻害する」という内容の批判的な意見書を公表しました。
また、朝日新聞の社説にも以下のような文面が書かれていました。
「法廷のイラストが映し出され、殺意を否認し、被告の元少年の主張が伝えられる。被害者の遺族が憤りを語る。
司会者らが「笑わせんじゃないよ」「世も末」と被告と弁護団を非難する。
光市母子殺害事件の裁判をこんな風に取り上げたテレビ番組を見た人は少なくあるまい」(朝日新聞、社説より一部抜粋)
1939 年フランスの殺人犯のギロチン現場は、前夜にパリから列車で押し寄せた群衆で埋め尽くされ、
ギロチンが下りて首が飛ぶと、やじ馬が飛び散った血のたまりにハンカチを浸そうと殺到。
大きなスキャンダルになり、以後フランスでは、公衆もジャーナリストも締め出した監獄の中庭で処刑を行われるようになったそうです。
ルポライターの鎌田慧さんは光市事件について、
「(死刑判決で)なにかが解決されたのだろうか。
魯迅は『阿Q正伝』で、処刑される前、広場を取り巻いた群衆の鬼火のような『狼の眼』について書いている。
群衆は銃殺には不満だった。首切りほど面白くないからだ。87年も前の中国の小説の話である。決して日本のことではない」と書いています。
そして、精神科医の岩波明さんはこう言っていた。
「凶悪な事件に対して厳罰を求める主張は当然のものだろう。
しかし、ここで考えるべき点がある。それは日本の極刑が死刑である点だ。
かつて刑罰は人々の娯楽であり、ヨーロッパでも公開処刑に群衆が熱狂した時代があった。最近の事件報道の過熱には、これと共通するものを感じる」
希望の持てる社会へ
日本では年間3万人以上の人が自殺していると言われています。
ジャーナリストの堤未果さんは「自殺率は先進国では日本は1位。
ネット規制法案がさまざまな議論をよんでいるが、自殺願望の元を断たない限り自殺者の数は増える一方だろう。
政府の役割は、国民が生きたいという希望を持てる健やかな社会を本気で作ることではないか」と言っています。
漫画「家裁の人」の原作者・毛利甚八さんは、
「検察庁は1990年代に裁判所が甘くなっていることを危惧(きぐ)し、
地裁・高裁で無期懲役となった事件を立て続けに上告するというアピールを行った過去がある。
光市の事件は『死刑によって国家の威信を取り戻したい』検察の思惑とつながっている」と言い、
元少年にふりかかった虐待、母親の自殺から児童相談所の役割を問いました。
元少年は8年にわたって拘置所にとどめ置かれましたが、それに関し、毛利さんはこう続けます。
「少年院に送られていれば、少年はなんらかの精神的成長をみせただろう。
【死刑は金も知恵もいらない、国家と政治家にとってもっとも安上がりな事件の解決方法だ。】
【悲劇が起きるまでに積み重なった被告人の不幸を見つめ、教訓をつかみ出し、同じような境遇の子どもを生みださないために、児童相談所・学校・地域などに欠けているものを補っていくことが重要だ」】 (08年4月19日、毎日新聞より抜粋)・・
http://www.ohmynews.co.jp/news/20080609/26148
★熱狂は人間を狼に変えてしまう
「死刑判決」を私なりに考える(最終回)宮崎 節子(2008-06-26 05:00)
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4月なかば、放送倫理・番組向上機構の放送倫理検証委員会は、
「光市母子殺害事件の差し戻し控訴審をめぐるテレビ報道の多くは、
感情的で、公正性・正確性・公平性に著しく欠ける。視聴者の知る権利を大きく阻害する」という内容の批判的な意見書を公表しました。
また、朝日新聞の社説にも以下のような文面が書かれていました。
「法廷のイラストが映し出され、殺意を否認し、被告の元少年の主張が伝えられる。被害者の遺族が憤りを語る。
司会者らが「笑わせんじゃないよ」「世も末」と被告と弁護団を非難する。
光市母子殺害事件の裁判をこんな風に取り上げたテレビ番組を見た人は少なくあるまい」(朝日新聞、社説より一部抜粋)
1939 年フランスの殺人犯のギロチン現場は、前夜にパリから列車で押し寄せた群衆で埋め尽くされ、
ギロチンが下りて首が飛ぶと、やじ馬が飛び散った血のたまりにハンカチを浸そうと殺到。
大きなスキャンダルになり、以後フランスでは、公衆もジャーナリストも締め出した監獄の中庭で処刑を行われるようになったそうです。
ルポライターの鎌田慧さんは光市事件について、
「(死刑判決で)なにかが解決されたのだろうか。
魯迅は『阿Q正伝』で、処刑される前、広場を取り巻いた群衆の鬼火のような『狼の眼』について書いている。
群衆は銃殺には不満だった。首切りほど面白くないからだ。87年も前の中国の小説の話である。決して日本のことではない」と書いています。
そして、精神科医の岩波明さんはこう言っていた。
「凶悪な事件に対して厳罰を求める主張は当然のものだろう。
しかし、ここで考えるべき点がある。それは日本の極刑が死刑である点だ。
かつて刑罰は人々の娯楽であり、ヨーロッパでも公開処刑に群衆が熱狂した時代があった。最近の事件報道の過熱には、これと共通するものを感じる」
希望の持てる社会へ
日本では年間3万人以上の人が自殺していると言われています。
ジャーナリストの堤未果さんは「自殺率は先進国では日本は1位。
ネット規制法案がさまざまな議論をよんでいるが、自殺願望の元を断たない限り自殺者の数は増える一方だろう。
政府の役割は、国民が生きたいという希望を持てる健やかな社会を本気で作ることではないか」と言っています。
漫画「家裁の人」の原作者・毛利甚八さんは、
「検察庁は1990年代に裁判所が甘くなっていることを危惧(きぐ)し、
地裁・高裁で無期懲役となった事件を立て続けに上告するというアピールを行った過去がある。
光市の事件は『死刑によって国家の威信を取り戻したい』検察の思惑とつながっている」と言い、
元少年にふりかかった虐待、母親の自殺から児童相談所の役割を問いました。
元少年は8年にわたって拘置所にとどめ置かれましたが、それに関し、毛利さんはこう続けます。
「少年院に送られていれば、少年はなんらかの精神的成長をみせただろう。
【死刑は金も知恵もいらない、国家と政治家にとってもっとも安上がりな事件の解決方法だ。】
【悲劇が起きるまでに積み重なった被告人の不幸を見つめ、教訓をつかみ出し、同じような境遇の子どもを生みださないために、児童相談所・学校・地域などに欠けているものを補っていくことが重要だ」】 (08年4月19日、毎日新聞より抜粋)・・
http://www.ohmynews.co.jp/news/20080609/26148
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