“平和ボケ”のお部屋

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小選挙区制への八つ当たり

投稿者: stefanie_nadeshiko 投稿日時: 2005/09/23 10:45 投稿番号: [11817 / 17759]
およそどのような選挙制度にも一長一短はあるのだし、それを認識した上で過去10年間今の制度が続けられてきたのだし、今回の選挙前にもその制度がアンフェアだから改めろなどという主張はどこの政党からも公式には出されていなかったし、有権者も各政党もそれを所与の条件として選挙に臨んだわけだし、その意味では各政党とも同一の土俵の上で公平に戦ったわけだし、選挙結果判明後も共産・社民はおろかボロ負けした民主党からも「この制度はインチキだ、イカサマだ!」などと騒ぐ声は公式には上がっていないし、つまり今回のような選挙結果が出たからといって、それを選挙制度のせいにするのは、言ってみればじゃんけんの後出しや発泡酒の事後課税のようなもので、民主主義のイデーから言ってきわめて潔くないと私は思います。

死票の比率が大きくなる小選挙区制のディメリットなど最初からわかっていた話。
文句があるのなら、この10年の間に有権者として、さっさと是正行動をとるべきだったのです。

それよりも私個人としては、小選挙区で有権者から「ノー」と審判された候補者が、比例区で復活してくる怪現象を許す並立制の方がよほど民意を歪めていると考えます。

日本は民主主義の国なのですから、政党といえども「大同」はともかく「小異」の存在は許されていいはず。
つまり、政党としての基本路線を逸脱しない限り、多様な意見や価値観の並存が認められる方が、政策集団としてはむしろ健全な姿と言えます。
なればこそ、有権者にとっては、政党を選ぶもの大事だけれど、候補者個人を選ぶのはもっと重要という局面が生じてくることになるのです。

例えば、私は政党としては自民党を支持していますが、だからといって自民党の候補者ならば誰でも無条件でOKというわけにはいきません。
もし私の地元の小選挙区で、自民党から河野洋平、加藤紘一、野田毅、細田博之、田中真紀子といった人たちが立ち、一方民主党から、鳩山由紀夫、西村真悟、野田佳彦、前原誠司といった人たちが立ったとしたら、私は迷うことなく民主党の候補者に投票することでしょう。

某与党第二党や、「確かな野党」のような全体主義イデオロギー政党の支持者にとっては、すべてを比例制にした方が都合がいいという気持ちは理解できなくもありませんが、政党に付託された国民の票を、あとは政党内のバランス・オブ・パワーに100パーセント白紙委任してしまうリスクの方が、健全な民主主義の発展にとってはよほど重大な問題です。

だいたい、天地がひっくり返っても政権になんかありつけそうにない政党、あるいはすでに選挙前の段階で自らを「野党」と卑下しているような負け犬政党に自己責任で投票しておきながら、「死票」をうんぬんすること自体、そもそも有権者としての見識を疑われても仕方がないのではありませんか?

投票行動はもちろん有権者各自の完全な自由です。
しかし、自ら好んで投じた「死票」への批判は、それこそお門違いの八つ当たりというものです。
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