ルソー
投稿者: light_cavalryman 投稿日時: 2005/08/28 03:02 投稿番号: [11413 / 17759]
『社会契約論』と『人間不平等起源論』に目を通すのに4週間近くもかかった。
おまけに、何が書いてあるのかよく分からないところが、結構たくさんあった。
『人間不平等起源論』を読んだとき、なぜ、エンゲルスが『家族、私有財産、
国家の起源』を書いたのかが理解できたように思う。
ルソーは18世紀の思想家なのだが、この時代の教養人としては、きわめて異例
の経歴の持ち主だ。この時代の指導的な文筆家といえば、たいてい貴族出身で、
ルソーのように平民出の例は、皆無に近い。
ルソーの略歴が巻末に出ていたのだが、(たまたま本屋に行って、『社会契約
論』をもとめたところ、岩波文庫のがなくて、中公クラシックスのそれを購入
した。それで、ついでに『人間不平等起源論』も読むことになった)それによ
ると、ルソーは、21歳のとき、10歳年上の貴族のヴァラン夫人の愛人となって
いる。それも夫人の執事のクロード・アネとかいう人と三角関係だったらしい。
このヴァラン夫人との出会いが、ルソーにとっては、とっても重用だったよう
だ。困ったときには、夫人に甘えて、ずい分助けてもらっているし、勉強でき
る環境を用意してもらっている。
フランス革命の理論的支柱となった『社会契約論』は、ヴァラン夫人の援助に
よるところも大きいのかもしれない。
貴族の年上の女性に「愛人」にされたのだから、ルソーは若い頃、結構可愛
かったのだろう。
ところで、ルソーを理解するには、モンテスキューやロックやホッブズ、カル
ヴァンやグロティウス、マキャべりなんてところまで目を通さなければならな
くなるみたいだが、無理だよ。
ルソーは教養があるので、ギリシア・ローマの古典についても多少知っておい
たほうがいいのだが、私の限界をはるかに超えているよ。
ところで、次は、なにを勉強した方がいいだろう? 参考意見を聞かせてもら
いたい。
国際法、法律に関する一般常識、太平洋戦争の通史、明治以降の日本の通史の
おさらい、中国や朝鮮の近現代史、第二次世界大戦、第一次世界大戦、アメリ
カの歴史、中近東の近現代史、論理学、数学、英語、経済学、手軽で経済的で
おいしく栄養のあるお料理…。
一ヶ月もかかって、ルソーの古典に二つ目を通すのがやっとだったのだから、
やれることは高が知れてるけれどね。
これは メッセージ 11412 (light_cavalryman さん)への返信です.
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