>論理学の三段論法って
投稿者: light_cavalryman 投稿日時: 2005/06/01 03:01 投稿番号: [10011 / 17759]
> 論理学の三段論法って、何だか、三コマ漫画の「序・破・急」みたいですね?
三段論法って、結構奥が深いんだよね。
A = B、B = C、∴ A = C
ぐらいだと思っていたけれど、かなり
色々種類がある。そのうち「論理学3」という投稿で紹介するよ。
この本で紹介されていた、三段論法の「複合形」の例が面白い。
ギリシア時代に、ある母親が息子に語った言葉。
「お前が真実を語れば世間の人に悪く思われ、お前が嘘を語れば、神様に悪く
思われる」(PならばRで、QならばSである)
「お前は真実を語るか、嘘を語るかである」(PかQである)
「ゆえに、お前は、世間に悪く思われるか、神様に悪く思われる」(ゆえにR
かSである)
↑これは、見事な三段論法(の複合計)。ジレンマという奴です。
母は、息子に皆の前で話をするなと言いたかったのです。
両刀論法と言うそうで、こういうタイプの三段論法には詭弁が入り込みやすい
そうだ。中間の選択肢やその他の選択肢があるのに、ないように言って、二者
択一の態度決定を迫る。
対する息子の言葉もさすがのもの。
「お母さん、そんなことはありませんよ。私が無意味なことを語れば、それは
真実とも嘘とも言えないわけです。ですから、私は世間からも神様からも、悪
く思われるはずがありません」
このダイヤローグだけで、古代ギリシアがどれだけ偉大だったかがしのばれる。
これは メッセージ 9987 (assaraamaaleicomnjp さん)への返信です.
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