日本の軍人とソ連の共産主義者

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戦時中のソ連を舞台にした小説

投稿者: w28q2elduz8738w6wk 投稿日時: 2012/01/01 01:37 投稿番号: [30 / 31]
デイヴィッド・ベニオフ(田口俊樹   訳)の小説『卵をめぐる祖父の戦争』を読んでいる。まだ途中までしか読んでいないのだが、面白いし、泣ける小説でもある。舞台は戦時中、ナチスドイツの侵攻・包囲下にある、ソ連のレニングラードだ。主人公というか語り手は、ユダヤ系ロシア人の17歳の少年。彼が後年、孫に当時の回想を語るという形で物語は進んでいく。

   敵の包囲網のせいで、市内は食べ物も燃料も物資も、何もかも不足している。日本も戦時中(と戦後しばらく)は同様の状態だったので、そうした話はたくさん読んだことがあるが、…このレニングラードの話は、人肉食や略奪を主人公が見てしまうシーンなどもあり、かなりキツい。回想(語り)が始まって最初の7行を読んだだけで、涙が出てきた。少しだけ引用すると、「あんなにひもじかったことも、あんなに寒かったこともない。(中略)実際、1941年の6月にドイツ軍が侵攻してくるまで、わしらは自分たちのことを貧乏だと思っていた。それが冬になる頃には、6月がもう楽園みたいに思えたもんだ。」
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