>155SPH
投稿者: kubotakaaki2005 投稿日時: 2006/05/03 13:32 投稿番号: [74684 / 95793]
Self-Propelled Howitzer
99式自走155mm榴弾砲
http://combat1.cool.ne.jp/99SHIKI.htm
99式自走155mm榴弾砲は、陸上自衛隊が装備する最新鋭の自走榴弾砲である。
75式自走155mm榴弾砲の後継となる自走砲で、各師団特科連隊および旅団特科隊を中心に配備が進められていくものと見られている。
1975年に制式化された75式自走155mm榴弾砲は、専用に開発された長射程弾を使用しても、最大射程が19kmしかない。
一方、1983年度からライセンス生産が始められた牽引式155mm榴弾砲FH-70は、ベースブリード弾を使用した場合の最大射程は30kmとなっている。
普通科部隊に配備されている牽引式120mm迫撃砲RTでさえ、ロケット補助推進弾を使用した時の最大射程は13kmに達する。
最大射程は、火砲にとって最も重要な性能の1つである。
しかし、75式自走155mm榴弾砲の最大射程は、開発当時ならともかく、現代の水準から見ると明らかに物足りない。
そこで1985年から、75式自走155mm榴弾砲の後継自走砲の研究が開始された。
当初は、75式自走155mm榴弾砲の30口径の砲身を、牽引式155mm榴弾砲FH-70の39口径の砲身に換装することが考えられていたという。
しかし、射撃統制装置の更新等の要求が出て、結局、89式装甲戦闘車のシャシーをベースに、新規に開発することになったといわれている。
1987年度から研究試作が開始され、1994年度予算から、装備化を前提とした開発が始められた。
開発は、車体を三菱重工業、主砲と砲塔を日本製鋼所が担当した。
試作車4両を用いて、1996年度まで技術試験が行われ、翌97年度には実用試験に入った。
そして、1999年度に「99式自走155mm榴弾砲」として制式化され、1999年度予算で初めて4両の調達が決まった。
99式自走榴弾砲の主砲の口径は、75式自走榴弾砲と同じ155mmだが、砲身長は、75式自走榴弾砲の30口径から52口径に延長されており、最大射程も30kmと、75式自走榴弾砲の1.5倍以上に延びている。
52口径という長砲身のため、駐退復座機構の油圧をコントロールして、砲身を引き込める機能が付いている。
このため、車体前部には2種類のガン・ロッキング・アームが取り付けられており、それぞれの状態で使い分けられるようになっている。
砲身先端には、ドイツのPzH2000自走榴弾砲のものに似た、多孔式マズル・ブレーキが取り付けられている。
また、99式自走榴弾砲は自動装填装置を採用している。
75式自走榴弾砲では、砲弾のみが自動装填され、装薬は砲員が手作業で装填していた。
しかし、99式自走榴弾砲では、装薬が、布の袋に収まった薬嚢式ではなくユニット式になり、自動的に装填されるようになっている。
巨大な砲塔の後部には自動装填装置が収められており、同時に開発された99式弾薬給弾車と連結して、自動的に給弾を行うこともできる。
もっとも、公表されている発射速度は3分間で18発以上とされており、その上限ははっきりしない。
射撃統制装置についても、高度に自動化されたものが搭載されており、新野戦特科射撃指揮装置(新FADAC)とのリンクが可能とされている。
この新FADACを使えば、射撃指揮所のボタン操作だけで、自動照準、自動装填、自動発射が可能といわれている。
従来は、有線電話を介して音声で伝えられたりしていた諸元が、データリンクを介して瞬時に伝わるようになるのである。
99式自走榴弾砲の砲塔は、アルミ合金製と思われる。
砲塔上面前部右側には、固定式のペリスコープの突起と、パノラマ式照準眼鏡の格納塔を突き出すための小ハッチがあるため、ここに照準手(砲手)が搭乗するものと思われる。
その後方には、12.7mm重機関銃M2の銃架が取り付けられたハッチがあり、ここが砲班長(車長)席と思われる。
反対の左側のハッチ下には、砲手(装填手)が搭乗するものと思われる。
操縦手席は車体前部右側にあり、前部左側は機関室となっている。
<99式自走155mm榴弾砲>
全長: 11.30m
全幅: 3.20m
全高: 4.30m
全備重量: 40.0t
乗員: 4名
エンジン: 2ストロークV型8気筒液冷ターボチャージド・ディーゼル
最大出力: 600hp
最大速度: 49.6km/h
航続距離: 300km
武装: 52口径155mm榴弾砲×1
12.7mm重機関銃M2×1
99式自走155mm榴弾砲
http://combat1.cool.ne.jp/99SHIKI.htm
99式自走155mm榴弾砲は、陸上自衛隊が装備する最新鋭の自走榴弾砲である。
75式自走155mm榴弾砲の後継となる自走砲で、各師団特科連隊および旅団特科隊を中心に配備が進められていくものと見られている。
1975年に制式化された75式自走155mm榴弾砲は、専用に開発された長射程弾を使用しても、最大射程が19kmしかない。
一方、1983年度からライセンス生産が始められた牽引式155mm榴弾砲FH-70は、ベースブリード弾を使用した場合の最大射程は30kmとなっている。
普通科部隊に配備されている牽引式120mm迫撃砲RTでさえ、ロケット補助推進弾を使用した時の最大射程は13kmに達する。
最大射程は、火砲にとって最も重要な性能の1つである。
しかし、75式自走155mm榴弾砲の最大射程は、開発当時ならともかく、現代の水準から見ると明らかに物足りない。
そこで1985年から、75式自走155mm榴弾砲の後継自走砲の研究が開始された。
当初は、75式自走155mm榴弾砲の30口径の砲身を、牽引式155mm榴弾砲FH-70の39口径の砲身に換装することが考えられていたという。
しかし、射撃統制装置の更新等の要求が出て、結局、89式装甲戦闘車のシャシーをベースに、新規に開発することになったといわれている。
1987年度から研究試作が開始され、1994年度予算から、装備化を前提とした開発が始められた。
開発は、車体を三菱重工業、主砲と砲塔を日本製鋼所が担当した。
試作車4両を用いて、1996年度まで技術試験が行われ、翌97年度には実用試験に入った。
そして、1999年度に「99式自走155mm榴弾砲」として制式化され、1999年度予算で初めて4両の調達が決まった。
99式自走榴弾砲の主砲の口径は、75式自走榴弾砲と同じ155mmだが、砲身長は、75式自走榴弾砲の30口径から52口径に延長されており、最大射程も30kmと、75式自走榴弾砲の1.5倍以上に延びている。
52口径という長砲身のため、駐退復座機構の油圧をコントロールして、砲身を引き込める機能が付いている。
このため、車体前部には2種類のガン・ロッキング・アームが取り付けられており、それぞれの状態で使い分けられるようになっている。
砲身先端には、ドイツのPzH2000自走榴弾砲のものに似た、多孔式マズル・ブレーキが取り付けられている。
また、99式自走榴弾砲は自動装填装置を採用している。
75式自走榴弾砲では、砲弾のみが自動装填され、装薬は砲員が手作業で装填していた。
しかし、99式自走榴弾砲では、装薬が、布の袋に収まった薬嚢式ではなくユニット式になり、自動的に装填されるようになっている。
巨大な砲塔の後部には自動装填装置が収められており、同時に開発された99式弾薬給弾車と連結して、自動的に給弾を行うこともできる。
もっとも、公表されている発射速度は3分間で18発以上とされており、その上限ははっきりしない。
射撃統制装置についても、高度に自動化されたものが搭載されており、新野戦特科射撃指揮装置(新FADAC)とのリンクが可能とされている。
この新FADACを使えば、射撃指揮所のボタン操作だけで、自動照準、自動装填、自動発射が可能といわれている。
従来は、有線電話を介して音声で伝えられたりしていた諸元が、データリンクを介して瞬時に伝わるようになるのである。
99式自走榴弾砲の砲塔は、アルミ合金製と思われる。
砲塔上面前部右側には、固定式のペリスコープの突起と、パノラマ式照準眼鏡の格納塔を突き出すための小ハッチがあるため、ここに照準手(砲手)が搭乗するものと思われる。
その後方には、12.7mm重機関銃M2の銃架が取り付けられたハッチがあり、ここが砲班長(車長)席と思われる。
反対の左側のハッチ下には、砲手(装填手)が搭乗するものと思われる。
操縦手席は車体前部右側にあり、前部左側は機関室となっている。
<99式自走155mm榴弾砲>
全長: 11.30m
全幅: 3.20m
全高: 4.30m
全備重量: 40.0t
乗員: 4名
エンジン: 2ストロークV型8気筒液冷ターボチャージド・ディーゼル
最大出力: 600hp
最大速度: 49.6km/h
航続距離: 300km
武装: 52口径155mm榴弾砲×1
12.7mm重機関銃M2×1
これは メッセージ 74683 (iwacchi1960 さん)への返信です.
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