すごい空港だねぇ
投稿者: softtankjp 投稿日時: 2005/04/17 21:15 投稿番号: [7455 / 95793]
japan on the globe(318)より
日本人のお年寄りのツアー一行が北京空港に降り立った。おばあちゃんたちは空港の豪華さに驚いた。「すごい空港だねぇ。 成田空港よりも上かもしれない」「これからはやっぱり中国だねぇ。日本の若い人たちは大変だね。かわいそうだね。」
おばあちゃんたちは、この豪華な北京空港に、日本の「大変な、かわいそうな」若い人たちの血税が使われているのを知らないだろう。北京空港の建設費用として、日本の円借款300億円が供与されている。これは建設資金の40%にあたる。この援助は中国では感謝されるどころか、ほとんど知られていない。
北京は2008年のオリンピック誘致に成功したが、その都市インフラの多くは日本の援助によって作られた。過去20年の間に日本が注ぎ込んだ援助総額は、北京だけで約4千億円。たとえば、航空管制システム210億円、北京首都圏に乗り入れる鉄道の拡充870億円、市内地下鉄網200億円、市北部の揚水発電所130億円、長距離電話網72億円、国家経済情報システム240億円、上水道整備155億円等々。
ODA(政府開発援助)とは、そもそも「開発途上国の離陸へ向けての自助努力を支援することを基本とし、広範な人造り、 国内の諸制度を含むインフラストラクチャー(経済社会基盤)及び基礎生活分野の整備等」を趣旨としていた。
北京の豪華な空港や光ファイバーによる電話網や国家経済情報システムなどに金をつぎこむよりも、アフリカでのAIDS 対策や農業支援に使った方が、よほど人類全体のためになるし、ODAの本来の趣旨に添うはずだ。
これは メッセージ 1 (nono7370 さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552022058/cf9qa4nhbfffca5ga5b_1/7455.html