Re:だらしない江戸時代の日本人
投稿者: iwacchi1960 投稿日時: 2006/03/19 18:39 投稿番号: [71376 / 95793]
「一日江戸人」は持っています。
好きな本の一つです。オジンさんは読みましたか?
江戸風俗史作家の杉浦日向子さんは、残念ながら40歳代でお亡くなりになりましたが、NHKのお江戸でござるに出演していましたね。
現代人の知らない江戸時代の江戸人をこよなく愛し、その見識には脱帽ものでした。
江戸時代から学ぶもの・・・たくさんあります。
誇らしく思います。世界一清潔で、安全な人口100万人都市。250年もの間、内戦も対外戦争もありませんでした。
今で言う、リサイクル都市でもありました。ちゃんと、ゴミ捨て場があり、分別していたそうです。士農工商という身分制度はありましたが、富と権力と身分をきちんと別けてあったのが不満や争いを回避できたのではないかと思います。
江戸時代の日本人というより、江戸に住む江戸人としたほうがいいですね。
日本人の多くはほとんどが地方に住む農民でしたから。
藩にとっては税金や藩の財政源は農民が作るお米です。農民は財産です。
その農民が飢饉などで苦しむのを救ったのが二宮金次郎さんですね。
江戸人のほとんどは、地方出身です。今もでしょうか・・。当時は、農家の次男、三男・・藩お取潰しになった浪人たち。そういう人たちが作った江戸の町は、東京のように、江戸ドリームみたいなのがあったのでしょう。
江戸時代の日本が、庶民にとって、暗黒の街ではなく、土地がなくても生きていける自由な町。身分の違うものが同じ道を自由に歩ける安全な町であったことは、杉浦さんの本を読んで納得できました。
だらしない・・定義が分かりませんが、勤勉であるからこそ、だらしなくできる。
それで、バランスがとれていたということではないですかね〜。
フリーターでも堂々と生きていける町。多くの口入屋があり、地方から出てきてもすぐに仕事を紹介してくれる。また、長屋制度も、そういった人たちを受け入れてくれ、寝るところに困らない。誰かが世話をしてくれる。質屋もたくさんあり、安い金利で貸してくれ、宵越しの銭は持たなくても、半月働けば、一家4人が生活できた江戸の町。
だらしない・・・というより、助け合う相互扶助の町でしたね。
これは メッセージ 71349 (ojin_tooron さん)への返信です.
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