Re:世界の秘密結社の歴史 イルミナティー
投稿者: kubotakaaki2005 投稿日時: 2005/12/24 11:55 投稿番号: [65785 / 95793]
陰謀論
イルミナティーとして知られる団体は実際に存在したし、また、その構成員は秘密の儀式を行ってもいた。イルミナティーは1776年にドイツの宗教学教授であったアダム・ヴァイスハウプトによって設立された。ヴァイスハウプトの信奉者たちは、自らを真理の光によって啓蒙された者たちとみなし、「イルミナティー」(光に照らされた者)と名乗った。
18世紀の欧州は、啓蒙時代、また、理性の時代、と呼ばれる。多くの思想家たちは、旧来の社会秩序は新しい政治形態と、理性を根拠とする宗教によって、取って代わられるべきだと考えた。イルミナティーは、そうした思想状況に適合していた。イルミナティーは、すべての君主制、私有財産、体制宗教の廃止を主張した。そして、真の平等と福祉を実現するために、結婚制度すら廃止すべきだと唱えた。
1780年代から、イルミナティーは、自分たちの主張を他の結社にも浸透させようとし出した。その一つがフリーメーソンである。フリーメーソンのロッジ(支部)は中世以来、欧州各地、さらにはアメリカにも設立されていた。ベンジャミン・フランクリンやジョージ・ワシントンなどもフリーメーソンであったが、ジェファーソンは、メーソンではなかった。イルミナティーはフリーメーソンへ影響力を広げようとしたが、内部抗争と政府の弾圧のために、1785年にイルミナティーは解散してしまった。
数年後、フランス革命が始まると、それをイルミナティーとフリーメーソンによる邪悪な陰謀工作であると唱える者たちがいた。実際には、革命勃発直後にイルミナティーの元指導者たちが短期間パリを訪れて、わが秘密結社は今なお世界秩序を覆すために陰謀活動を実行している、との情報を流したに過ぎなかった。
1797年に、スコットランドの哲学教授、ジョン・ロビンソンが、『全宗教、全欧州政府に対する陰謀論の証拠─秘密結社フリーメーソンの集会及び出版物に見る事実』と題する著書を出版した。秘密結社は、イルミナティーの思想から陰謀を受け継ぎ、フリーメーソンによって陰謀が実行に移され、フランスがついに膝を屈し、さらに全世界が引き裂かれようとしている、として、「敵はわれわれの中にいる」と警告した。
ロビンソンは多数の「証拠」を挙げてはいるものの、それらの事実から、彼が言うような大がかりな陰謀を引き出すには、読者の豊かな想像力と、「論理の飛躍」を必要としていた。実際に、そうした陰謀団体の幾つかは存在していたが、欧州の強権的な政府によって、いずれも地下潜伏活動を余儀なくされていた。しかし、ロビンソンは陰謀論を固く信じて疑わず、彼の妄想の中では、陰謀は社会のあらゆる場所に密かに浸透しているのだった。
アメリカに、イルミナティー陰謀論を最初にもたらしたのは、ロビンソンの本であると考えられる。1798年には、ニューイングランドの牧師が、無神論のイルミナティーがすでに欧州を席巻し、次はアメリカ合衆国を狙いに定めて計画を進めている、との説教をしている。その二年後の、1800年の大統領選挙で、連邦党はジェファーソンをイルミナティー陰謀論に結び付けようとした。しかし、ジェファーソンは大統領に当選を果たし、二期にわたって職務を遂行し、陰謀論者が妄想を抱いていたような独裁政治が出現することなどなかった。
シオン長老の議定書
1878年~1962年。陸軍士官学校、陸軍大学卒の旧日本陸軍エリート将校。第一次世界大戦期に観戦武官として派遣されたフランスで、世界大戦を演出しているのは国際ユダヤであるとの説に接し、ユダヤ・フリーメーソン問題の資料を渉猟して研究を開始する。大戦末期、ロシアで共産革命政権が樹立されると日本軍はシベリアに出兵、北満州の陸軍諜報機関に派遣され、ロシア共産革命の実体がユダヤ革命であることを知り、軍内外に対してユダヤ陣営の危険を警告、警鐘を乱打する。国際連盟が発足して主要国による国連内軍事委員会が作られると委員としてジュネーブに在勤。ところが帰国するや軍首脳によって徹底的に迫害される。ついに昭和初年、上原勇作元帥から直々にユダヤ問題の研究発表を中止せよ、と要求される。これを拒否するとただちに軍中央によって陸軍から追放された。陸軍退役と同時に中将に昇進。その後1942年の翼賛選挙で衆議院議員に当選。戦後はA級戦犯として巣鴨拘置所に収監されるが不起訴、釈放
この本は、ユダヤ人による世界支配という国際的な陰謀を詳細にあばくとうたっている。1905年にロシアで最初に出版され、一般にひろまっていったが、実際にはユダヤ人とはなんのかかわりもない架空の内容をふくんでいるということが、現在ではすでに明らかにされている。しかし、17年のロシア革命後でさえ、このような意図的な歪曲(わいきょく)により、何万人もの人々が犠牲となった。
イルミナティーとして知られる団体は実際に存在したし、また、その構成員は秘密の儀式を行ってもいた。イルミナティーは1776年にドイツの宗教学教授であったアダム・ヴァイスハウプトによって設立された。ヴァイスハウプトの信奉者たちは、自らを真理の光によって啓蒙された者たちとみなし、「イルミナティー」(光に照らされた者)と名乗った。
18世紀の欧州は、啓蒙時代、また、理性の時代、と呼ばれる。多くの思想家たちは、旧来の社会秩序は新しい政治形態と、理性を根拠とする宗教によって、取って代わられるべきだと考えた。イルミナティーは、そうした思想状況に適合していた。イルミナティーは、すべての君主制、私有財産、体制宗教の廃止を主張した。そして、真の平等と福祉を実現するために、結婚制度すら廃止すべきだと唱えた。
1780年代から、イルミナティーは、自分たちの主張を他の結社にも浸透させようとし出した。その一つがフリーメーソンである。フリーメーソンのロッジ(支部)は中世以来、欧州各地、さらにはアメリカにも設立されていた。ベンジャミン・フランクリンやジョージ・ワシントンなどもフリーメーソンであったが、ジェファーソンは、メーソンではなかった。イルミナティーはフリーメーソンへ影響力を広げようとしたが、内部抗争と政府の弾圧のために、1785年にイルミナティーは解散してしまった。
数年後、フランス革命が始まると、それをイルミナティーとフリーメーソンによる邪悪な陰謀工作であると唱える者たちがいた。実際には、革命勃発直後にイルミナティーの元指導者たちが短期間パリを訪れて、わが秘密結社は今なお世界秩序を覆すために陰謀活動を実行している、との情報を流したに過ぎなかった。
1797年に、スコットランドの哲学教授、ジョン・ロビンソンが、『全宗教、全欧州政府に対する陰謀論の証拠─秘密結社フリーメーソンの集会及び出版物に見る事実』と題する著書を出版した。秘密結社は、イルミナティーの思想から陰謀を受け継ぎ、フリーメーソンによって陰謀が実行に移され、フランスがついに膝を屈し、さらに全世界が引き裂かれようとしている、として、「敵はわれわれの中にいる」と警告した。
ロビンソンは多数の「証拠」を挙げてはいるものの、それらの事実から、彼が言うような大がかりな陰謀を引き出すには、読者の豊かな想像力と、「論理の飛躍」を必要としていた。実際に、そうした陰謀団体の幾つかは存在していたが、欧州の強権的な政府によって、いずれも地下潜伏活動を余儀なくされていた。しかし、ロビンソンは陰謀論を固く信じて疑わず、彼の妄想の中では、陰謀は社会のあらゆる場所に密かに浸透しているのだった。
アメリカに、イルミナティー陰謀論を最初にもたらしたのは、ロビンソンの本であると考えられる。1798年には、ニューイングランドの牧師が、無神論のイルミナティーがすでに欧州を席巻し、次はアメリカ合衆国を狙いに定めて計画を進めている、との説教をしている。その二年後の、1800年の大統領選挙で、連邦党はジェファーソンをイルミナティー陰謀論に結び付けようとした。しかし、ジェファーソンは大統領に当選を果たし、二期にわたって職務を遂行し、陰謀論者が妄想を抱いていたような独裁政治が出現することなどなかった。
シオン長老の議定書
1878年~1962年。陸軍士官学校、陸軍大学卒の旧日本陸軍エリート将校。第一次世界大戦期に観戦武官として派遣されたフランスで、世界大戦を演出しているのは国際ユダヤであるとの説に接し、ユダヤ・フリーメーソン問題の資料を渉猟して研究を開始する。大戦末期、ロシアで共産革命政権が樹立されると日本軍はシベリアに出兵、北満州の陸軍諜報機関に派遣され、ロシア共産革命の実体がユダヤ革命であることを知り、軍内外に対してユダヤ陣営の危険を警告、警鐘を乱打する。国際連盟が発足して主要国による国連内軍事委員会が作られると委員としてジュネーブに在勤。ところが帰国するや軍首脳によって徹底的に迫害される。ついに昭和初年、上原勇作元帥から直々にユダヤ問題の研究発表を中止せよ、と要求される。これを拒否するとただちに軍中央によって陸軍から追放された。陸軍退役と同時に中将に昇進。その後1942年の翼賛選挙で衆議院議員に当選。戦後はA級戦犯として巣鴨拘置所に収監されるが不起訴、釈放
この本は、ユダヤ人による世界支配という国際的な陰謀を詳細にあばくとうたっている。1905年にロシアで最初に出版され、一般にひろまっていったが、実際にはユダヤ人とはなんのかかわりもない架空の内容をふくんでいるということが、現在ではすでに明らかにされている。しかし、17年のロシア革命後でさえ、このような意図的な歪曲(わいきょく)により、何万人もの人々が犠牲となった。
これは メッセージ 65784 (kubotakaaki2005 さん)への返信です.
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